東京都足立区と埼玉県草加市の2拠点体制の繁盛店、ビーパワーズにてスタッフ募集!

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新車・中古車の在庫は常時80台以上。スピーディーな納車体制にこだわるプロショップ

取材協力:B-POWER'S:ビーパワーズ  取材:小川浩康(インタビュー) / 小泉裕子(撮影)

掲載日:2024/08/20

2009年に足立区で開店したビーパワーズは、「即納」と品質にこだわった中古車販売で人気となり、現在は新車販売、修理、車検、ETC取り付け、レンタルバイクなど幅広く対応している。
その堅調な業績もあって2024年1月には草加店をオープン。業務拡大につき、新たなスタッフを募集している。


ビーパワーズ足立店 中川店長インタビュー

お客様の要望に迅速にお応えする。この体制を維持したいです

ビーパワーズ足立店の中川龍之介店長は1988年生まれ。愛車はトライアンフ・ストリートトリプルRとシグナスX。シグナスXで富士山や山梨までツーリングにも行くほど「乗る」のが好き。

店舗ごとにニーズに合わせ特徴のあるラインナップを構成

ビーパワーズでは足立店と草加店の2店舗を展開していますが、車両の仕入れは一括して私が担当しています。
足立店では50ccから250ccをメインとし、通勤通学といった街乗りで使う人や、エントリーライダーが乗りやすいバイクを中心に取り揃えています。新車も含めて、在庫は常時80台以上です。
草加店ではXJR1200/1300、バンディット1200/1250、ZRX1100/1200など、少し古めのビッグネイキッドをメインとして、趣味で乗る人に向けたラインナップとしています。

足立店を開店した当時は原付やスクーターの取り扱いが多く、ビッグスクーターも人気だったので、多くのノウハウを蓄積してきました。最近、「またビッグスクーターに乗りたい」というお客様が増えていますが、当店はずっとビッグスクーターを扱ってきていて得意なジャンルなので、「程度のいいビッグスクーターが安く買える」と喜んでいただいてます。
また、土地柄、原付スクーターのタイヤは常時在庫していることもあって、タイヤ交換やパンク修理のご依頼も非常に多いです。エンジンオイル交換などの日常メンテナンスの依頼も含めて、『街のバイク屋さん』的な対応も大きな業務の一つとなっています。

  • 取材当日、足立店の店頭にはマジェスティ、スカイウェイブ、フォルツァ、フュージョンなど、大人気だったビッグスクーターが展示されていた。

  • 店舗2階には原付スクーターがずらりと並んでいる。50ccスクーターの新車生産が終了となり、店舗周辺では原付スクーター需要が急激に高まっているという。

  • レブル250、ニンジャ250、YZF-R25といった人気車種だけでなく、VTRやカタナ250といった人気のある絶版モデルも取り扱う。

未経験からの転職。人に恵まれて、今ここにいます。

ビーパワーズは2009年に開店しましたが、元々は乗らなくなったオートバイの引き取り業として、2001年に現社長の新保が創業しました。
私は2007年に入社しましたが、それまでは寿司屋の板前をやっていました。家業が寿司屋で、幼少期から板前としての英才教育を受け、高校卒業後は板前として働いていました。
オートバイは好きで16歳から乗っていましたが、好きなオートバイに関わる仕事をしたいというよりも、「オートバイの輸送」という求人を見たのが転職するきっかけでした。

2トントラックで買い取ったオートバイを引き上げに行ったり、取引先に輸送するという業務でしたが、当時は買い取り業者が今よりも少なく、ネット検索で上位ヒットしていたこともあって、買い取りや処分の依頼が絶えませんでした。
業務の拡大に合わせてスタッフをさらに増員することになりましたが、その中には元々バイクショップで働かれていた人たちがいました。その人たちが、「買い取ったオートバイをただ処分するのはもったいないから、修理して販売しよう」と、新たにバイクショップを立ち上げることになったんです。私はその時はまだ輸送の仕事を担当していましたが、その後に景気が悪化してバイクショップを閉めようという話になりました。

その時に「自分がやってみます」と言ってみたら、社長が私の挑戦を認めてくれて、バイクショップを引き継ぐことになりました。引き継いだ当時はほぼ自分一人だったので、自分でオートバイを引き取ってきて、自分で直して、自分で販売していました。
車両の整備に関しては元々レースをやってて、エンジンやサスペンションの分解やオーバーホールを何度も経験していたので大きな問題はありませんでした。接客に関しても、元々板前だったので得意でした。お客さんと会話できないと板前は勤まらないですから(笑)。

いちばん困ったのは、パーツの注文です。どこで買えばいいのかも分からなかったし、『業販』という概念も知らなかった(笑)。
それでも日々の業務をこなしながら、業販の登録をしたり、2級整備士の資格を取ったり、認証工場になったりと、少しずつ身に着けていきました。
そうした日々で、同業他社で経験のある方が入社してきたり、仕事を任せるとポンポンポンとやってくれる人がいたりと、いろいろ教えてもらったり刺激を受けたりしました。
自分ひとりだけだと無理でしたが、社長を始め、人に恵まれたから、今ビーパワーズにいるという感じです。

スピーディーな納車体制を維持するための人材募集

私が店を引き継いだ頃、「納車の早いショップがない」とお客様に言われたことが印象に残り、「じゃあウチがスピーディーに納車しよう!」と決めました。

中古車の状態はさまざまなので、安全に乗れる状態で販売するには点検整備が必要不可欠です。私は1日3台整備すると決めたら、3台終わるまで帰らないスタンスで販売前の整備をやってきました。
特に原付スクーターを求めるお客様は移動の手段としてすぐに使いたいという方が多く、そうしたご要望に応えたいという気持ちと、お客様に「まだなの?」と言われるのがいちばん嫌だったからです。

寿司屋時代は職人気質の人が多く、納期に間に合わせるために気合で徹夜することも多々あり、私もそういう働き方には慣れていました。
でも今は徹夜仕事は通用しませんので、あまり整備をしなくても済む程度の良い車両を仕入れるように注意を配ったり、時代に合わせて働き方や仕入れのアプローチも変えていきました。
今でも、軽二輪では入金から一週間での納車も可能です。

草加店では大型のオートバイの扱いが多いため、前整備に加えて車検整備などもあり、現在は納車に関して三週間から一カ月を目安としていますが、お客様には納得いただいています。
これからもスピーディーな納車体制には力を入れていきたいと思っていますので、今回メカニックの増員を図ることにしました。

  • 点火プラグはすべて新品に交換するので、幅広いラインナップをストックしている。

  • ベルト、スライドピース、ウェイトローラーといったスクーターの駆動系パーツも用意している。

  • タイヤなど使用限度に達した消耗部品は新品に交換。スクーター用タイヤも常備し、即納に対応。

  • 車両はていねいに磨かれる。整備済みで程度のいい原付中古車の即納は、ビーパワーズの特徴。

気軽に来店してもらえるショップ作り

昔、スクーターを買いにバイク屋に行き、店員さんに「スクーターが欲しい」と声をかけると、「あっちに置いてある」と、つっけんどんな対応をされたことがありました。
昔はそんなバイクショップさんも多かったですが、それでは購入意欲もなくなりますよね。また、かつて在籍していたメカニックに「整備できる人が偉い」と言われたこともありました。整備ができるのはすごいですが、偉くはないですし、お客様が来店してくれなければ、そのすごい技術を発揮できる場もなくなります。
だからビーパワーズはお客様とちゃんと会話して、気軽に来店してもらえるようなバイクショップでいたいと思っています。

旧店舗からこの場所へ移って5年目ですが、掃除は毎日行ない、デスクまわりに書類を積まないようにしています。
整備スペースは店内の見える場所にありますので、こちらも段ボールなどを床に置かないようにしています。
また、お客様のオートバイを試乗することもあるので、お客様の車両を汚さないように、整備作業中などでメカニックが直に床に座るのも禁止としています。

そして何より、挨拶はしっかりしようと言っています。
私は面接で、「お客様が来た時に、いらっしゃいませ、ありがとうございますがきちんと言えないなら、どんなに整備や作業ができてもウチではいらない」といつも言います。

  • 店内にある整備スペースは整理整頓されている。床にはオイル汚れが一切ない。

  • スズキ、SYM、キムコの新車も取り扱う。Vストローム250SXなど、新車の軽二輪も販売している。

  • ベネリの新車販売にも対応している。レトロモダンな「インペリアーレ400」は人気とのこと。

バイクショップを開業しようとして、いろいろなバイクショップを見て回っていた知人がいるのですが、その知人が私の不在時に来店したことがあったんです。
「こちらが声をかけるとスタッフがていねいに対応してくれるショップはあったけれど、入店してすぐに、『いらっしゃいませ、何をお探しですか?』と、いちばん元気よく声をかけてくれたのがビーパワーズ足立店でした。草加店もきちんと挨拶してくれました」と伝えてくれました。
私は板前でしたし、飲食店ではそうした対応は当たり前ですが、店長の目が行き届かないようなタイミングだと、それができていないバイクショップは多いと思います。

  • 認定工場なので分解整備にも対応。6カ月/12カ月点検、車検だけでなく、タイヤ交換、エンジンオイル交換などの作業依頼も多い。

  • 整備スペースは冷暖房完備。きれいで快適な環境で作業ができる。

  • 作業工具だけでなく、整備用リフトも導入済み。

  • 店舗2階には休憩スペースを設置。雑誌を読みつつ、作業待ちもできる。

やる気があって挨拶ができれば、未経験でも歓迎!

私と草加店の店長も含め、今いるメンバーは全員未経験からスタートしています。
初めはネジを緩めようとして、逆にネジ切ってしまったような経験のあるスタッフも、今ではエンジンの分解整備を問題なくこなすまでに成長しています。オートバイに関する知識は、実務を通して覚えていけるので、入社時点での能力よりも『やる気があって、元気に挨拶ができ、きちんと出社できる人』を重視。こうした人柄なら未経験でも歓迎です。

当然、オートバイの整備は安全に関わりますので、同じ失敗を何回も繰り返すのは注意しますが、最初から全て完璧にできるような人はいないので、失敗を恐れずに挑戦してください。入社時の給与はいいと思いますし、店長や幹部といったポストもありますので、そこを目指して頑張ってくれればと思います。
二輪免許はなくてもオートバイの積み下ろしができれば何とかなりますので、クルマのMT免許があればまずは十分です。仕事に対する評価の社内基準もあり、資格取得の支援もあります。

足立店と草加店のスタッフ。アルバイトを含め、活気ある10代 - 20代の若いスタッフが中心になり、活躍できる職場となっている。

スタッフにもオートバイの楽しさを知ってほしい

今では店長ですが、この会社に入る以前から自分も元々オートバイが好きだったので、高校の頃からホークIII(400cc)に乗っていました。ある時、走り屋がいるスポットに行ってみたら、私のホークIIIより走り屋のNSR80のコーナリングのほうが全然速かったんです。それで自分もやってみたいと思い、見よう見まねでやってみたら意外と乗れたんです(笑)。
その後、人にサーキットをすすめられて、レースにも出ることになりました。「転ばないように走りなさい」とアドバイスされましたが、転ばないで走ったら入賞できたんです。それからすっかりレースにハマって、オートバイに乗るのが大好きになりました。レースを続けるために、お金を節約するのに自分で整備を覚え、今は仕事で関わるようになったこともあり2級整備士資格も取得しました。いじるより乗るほうが好きなんですけどね(笑)。

自分としては、サーキットでもツーリングでも街乗りでもいいので、スタッフにもオートバイに乗る楽しさを知ってほしいです。
スクーターでも何でもいいです。バイクに乗らないことには始まらないし、ずっと乗れないと、乗りたいという気持ちも冷めてしまいますから。
そんな思いもあって、先日は急遽お店を休みにして、スタッフ全員でサーキット走行に行ってきました。また、私は仲間とのツーリングを毎年企画したりもしています。
新しいスタッフが加わって、業務に余裕が生じてきたら、お客様とのツーリングやサーキット体験走行といったイベントもやりたいですね。オートバイを販売するだけなく、お客様と一緒にオートバイを楽しめるショップにしたいと思っています。

ビーパワーズ スタッフインタビュー

気持ちよく挨拶できる人に来てほしいです

赤松富実男さん、20歳。カナダとフィリピンで育ったこともあり、英語が堪能。愛車はニンジャ400。趣味はバスケットボール。現在は草加店にて勤務。

父や叔父がハーレーに乗っていた影響もあって、子どもの頃からオートバイが好きで、16歳から乗っています。
これまでは英語の家庭教師などいろいろなアルバイトをしてきましたが、好きなオートバイに関わる仕事をしたいと思い、7カ月前にアルバイトとして入り、今年の8月から正社員に採用されました。

オイル交換や整備の手伝い、接客など、日々のお店の状況に合わせて業務をしています。
ミスをして怒られることもありますが、ミスは自分が悪いので納得していますし、やった仕事はきちんと評価してもらっているので、給与にも満足しています。今後はスタッフともっと密にコミュニケーションを取れるようにしていきたいです。そうすれば仕事がもっとスムーズにできるようになると思うからです。

定休日は水曜日ですが、私はバスケットボールをやっているので、試合のある日は事前に店長に相談して休みを調整してもらい、仕事と趣味を両立しています。分からないところは先輩たちがサポートしてくれて、好きなことをして好きなモノをいじっているので楽しく働いています。
店長も言っていますが、毎朝、元気に挨拶すると、「今日も頑張っていこう」という気持ちになります。だから気持ちよく挨拶できる人が来てくれればうれしいですね。オートバイに詳しくなくても、やる気があれば回りもサポートしていけますから。

JOBIKE編集部より

店舗前面のガラス戸が大きく、店内が明るく見えた。
そのガラス戸を開けて店内に入ると、すぐに「いらっしゃいませ!」と声をかけられた。
出入口からは車両展示スペースと整備スペースを一望でき、そのどちらの白い床にはゴミひとつなく、整備スペースにはオイル汚れもまったくない。
明るい雰囲気のおかげ入りやすく、気持ちのいい接客ときれいな店内は居心地の良さもあった。個人的には、カフェやアパレルスペースがあっても似合いそうだと思う。

今回の取材には、足立店に加えて草加店のスタッフも参加していただいたが、その全員が本当にしっかりと挨拶していた。
中川店長がめざしている「気軽に来店してもらえるショップ作り」が、ちゃんと浸透していると感じられた。

即納体制を維持していくためには、スタッフは忙しい時を過ごすこともあるだろう。けれど、失敗を恐れずに挑戦できる環境があり、給与や資格取得サポートといった待遇面もしっかりと確立しているので、やる気があって挨拶のできる人なら、働きながら成長していける職場だと思えた。

JOBIKE編集部より

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B-POWER'S:ビーパワーズ

〒121-0814
東京都 足立区 六月1-13-8
電話:03-6318-8616
FAX:03-6318-8616
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定休日 : 水曜日
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