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沼津と静岡に店舗を有するアメリカンバイクの専門店『HSC』
メイン看板 HSC 店舗画像

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全国から相談やチューニングに訪れる、
アメリカンバイクの駆け込み寺。

取材協力:HSC 取材:小松 男

掲載日:2021/12/24

ハーレーダビッドソン、インディアンなどアメリカンモーターサイクルを専門的に取り扱っている『HSC』。
先代が創業してから42年もの長い歴史を持つ老舗バイクショップだ。現在は沼津と静岡に店舗を構えており、販売、整備だけでなくカスタムやチューニングまで請け負っている。目下戦力を増強中ということなので、どのような企業なのかを探ることにした。

  • HSCに入ると多数のカスタムバイクが並べられている。販売車両もあるが、1階のショールームに展示されたそのほとんどがレンタルバイクとなっているとのこと。独自のビジネススタイルを展開していることが分かる。

HSCの『これまで』と『今』

  • HSC沼津は整備工場とお客様の距離感が近いこともあり、整備士とお客様の繋がりも強い。

  • 取り扱うモデルはハーレー系がほとんどなので専門知識も身につけることができる。

―――先日私が取材に訪れた際、HSCは創業42周年祭を行っている期間だった。40年以上もの間バイクに携わり、お客様と繋がってきたというその事実だけでもとても感心させられるものなのだが、その裏側には良いことも悪いこともあったはずであり、我々が知らない点も多いと思う。そこで現在の代表である佐々木綱柄(ささきこうへい)さんに、HSCがどのように成長してきたのかを訊ねてみた。


HSC代表 佐々木 綱柄さん: 元々HSCは父が経営しているショップでした。昔からアメリカンバイクを中心に取り扱っており、カスタムやチューニングも行ってきたので、近いエリアだけでなく遠方からもお客様が訪れるような店でした。私もハーレーダビッドソンの整備士専門学校を出てから、現在の若手スタッフたちと同じように下積みから修行を始め手伝うようになりました。私自身5年ほど修行した後に独立して別会社を起業しようと考えていたのですが、ご縁が重なり今から12年前に代表に就任しました。
 大きな方針転換をすることはなかったのですが、まずはお客様の満足度を高める努力をしました。ただ車両を販売するだけではなく、カスタムやツーリングなどアフターサービスの徹底に励みました。これにはバイクを含めたライフスタイルを充実するためのサポートを行うことで、HSCで買ってよかった、通っていてよかった、と思ってもらうためです。2015年には最新のシャシダイナモを導入し、カスタムとチューニングの分野はさらに充実を図りました。
 一方で働くスタッフの環境整備改善にも努めてきました。そもそもバイクショップというのは3Kを連想されがちですが、私が働き出した20年ほど前も確かにそうで、丁寧な指導などなく、修行中の身で技術を盗ませてもらっているのだから、薄給で週1日休み、毎日3時間以上のサービス残業も当たり前、という業界でした。下積み時代にそのような経験をしてきた自分だからこそ、少なくとも、働いてくれているスタッフ一人ひとりが将来を見据えることのできる職場であるために、しっかりとした給与制度をはじめ、労働時間、休暇日数を整えたのです。

私が代表となった29歳当時、アジェンダとして「労働環境改革計画」を掲げ、未経験の新人でも時給換算で1000円以上への基本給引上げ、年次昇給5%以上、年間休日105日、有休休暇の年間12日の指定取得制導入により年合計休暇を117日へ拡大、固定での残業代支給、などの労働環境の改善を進めました。

スタッフの労働時間の減少に対し、会社の支出は増加するため、経営状況を維持しながら進めるのはとても厳しい、身を切る改革ではありましたが、10年の月日をかけ実現させることができました。そのような労働環境の改善によってスタッフ一人ひとりのやる気が湧き、その結果、今ではHSC全体が良くなりました。
現在は整備前である販売ベースの在庫車両もまだまだヤードにあることや、アメリカンバイクの整備、カスタム及びチューニングで手一杯になっていることで国産モデルオーナーからのオーダーを断らざるを得ない状況などもあり、昨年から今年にかけて4人増員しましたが、まだまだスタッフを増やしていきたいと考えています。


―――労働環境を改善することでES(従業員満足度)を引き上げ、その結果HSCのビジネスをさらに向上させてゆく。佐々木代表の方針は明確であり、HSCは現在中古販売もチューニング数もエリアナンバー1を誇るブランドまで成長を遂げたのである。

  • HSC沼津店の2階には、ハーレーダビッドソンやビューエルなどの販売車両がずらりと取り揃えられ展示されている。

  • このほかにもバックヤードにはまだまだ車両が在庫されおり、その台数の多さも強みとなっている。

  • バイクチューニングの先駆者的存在でもあるHSCでは、最新のダイノジェットも取り扱っており、パワー計測のためのシャシダイナモも完備している。カスタムやチューニングを求めて全国からユーザーが訪れるのもHSCの特徴だ。

  • 大手サプライヤーブランドのパーツを取り扱うだけでなく、HSCオリジナルパーツや、バイク用以外のパーツ開発販売など、幅広くビジネス展開を行っている。

  • アイデアと実行力もHSCの大きな動力源となっているのだ。

新人スタッフたちの生の声

HSCでは事業拡大、労働環境改善のために、常日頃から増員増強を積極的に行っている。採用時は未経験者でも、おおよそ1年間業務に従事することで、戦力として育て上げるように取り組んでいるという。
そこで入社1年未満のスタッフを中心に、HSCでの仕事や生活面のリアルな話を伺ってみることにした。

店長の仕事ぶりに惚れました。
将来的には独立できるスキルを身に着けたいです。

  • 高嶋 圭さん(2021年4月入社)

高嶋 圭さん:私はいま23歳で、HSCへは転職、中途入社しました。以前は建築会社で現場監督として働いていたのですが、元々バイク好きでハーレーを所有していたこともあり、バイク業界に入りたいと考えたことが動機でした。
 月並みな話ですがバイク業界に対してメカメカしくて危ない、汚れるというようなイメージを私も多少なりとも持っていたのですが、実際に働いてみるとそれとは少々異なっていました。大変ではありますが、それはやりがいとして感じられるものですし、割とラフな服装で仕事もできます。給与的には以前の職場よりも減りましたが、仕事を覚えれば昇給しますし、友人の整備士の話を聞くと、現時点でそれよりも多いので驚きました。
 今は静岡店に勤務しているのですが、研修から面倒を見てもらっている店長の仕事ぶりや性格に惚れたということもあります。やったらやった分だけ生活が良くなりますし、上司と話もしやすい環境です。ゆくゆくは独立してもやっていけるほどのスキルを習得したいと考えています。

未経験どころか免許もなく入社しました。
それでも活躍できる環境が整っていました。

  • 土屋 樹貴也さん(2021年4月入社)

土屋 樹貴也さん:高校を卒業後、営業職や工場作業など、数社に渡って転々と仕事をしてきたのですがどれも体に合わず、最終的にフリーターとして生活をしていました。ただし、いつまでも今の暮らしをしているわけにはいかないと考え、就職先として探したのが、以前から興味を持っていたバイク業界だったのです。実はバイクの免許は持っていませんでしたし、整備も何もすべて未経験だったのですが、HSCに入社することができました。
 もちろん機械も人も相手にしなければならない仕事ですので、甘い考えを持っていたわけではなかったのですが、実際に仕事を始めてみると、想像していたよりも深く、厳しい世界でした。それでも続けていられるのは大きな働き甲斐があることです。高級バイクに囲まれている職場は心地よいですし、大型バイク免許を取得しインディアンも購入することができました。バイク好きで向上心があれば、HSCはとてもよい労働環境だと思います。早く仕事を覚えて、お客様に指名されるようになることを当面の目標としています。

バイクの趣味を仕事に生かすことができました。
仕事も丁寧に教えてもらえます。

  • 山崎 亜留さん(2021年4月入社)

山崎 亜留さん:以前からバイクが好きで、スポーツスターをクラブスタイルにカスタムをして乗っていました。自動販売機の営業職に2年程務めていたのですが、その仕事が楽しくなかったこともあり、それならば好きなバイク関係の仕事に就きたいと考えるようになっていき、思い切ってHSCに転職をしたのです。
 働く前に考えていたバイクショップのイメージというのは、やはり職人気質な人がいて、厳しく指導されるというものでした。多少はバイクのメンテナンスも行っていたものの、プロで通用するレベルではないので、なおさら心配だったのですが、HSCでは先輩たちが丁寧に教えてくれるのでとても助かっています。
 元々カスタムやチューニングが好きなこともあり、HSCという職場環境はとても楽しくて気に入っています。休みが週二日もらえるのも、プライベートな時間に充てることができるので嬉しいです。
 プラモデルなど何か作ることが好きで、できれば手先が器用で集中力がある人にはうってつけの職場だと思いますよ。

バイク業界に身を置きたくて、
他業種から転職しました。

  • 菊池 野歩さん (2019年10月入社)

菊池 野歩さん:高校卒業後に清掃会社へ入社しました。2年程務めたのですが、労働環境が悪かったことと、高校時代からバイクが好きだったのでバイク業界で働きたいと思いはじめ、ハローワークを通じてHSCを知りました。他の店の求人も見て一度は国産ブランドをメインとしたショップも考えたのですが、ハーレーダビッドソンを中心としたアメリカンバイクに拘っているところに惹かれてHSCの門を叩いたのです。
 セルフメンテナンス程度は楽しんでいたのですが、バイクそのものに関する専門的な知識は無かったのです。ですから最初のうちは大変なこともありました。そもそもハーレーは重いですし、取り回しをするのにも気を使います。お客様の顔と、車両を覚えるのも大変でした。しかしそれらも徐々に慣れていきました。HSCのスタイル的に整備も営業も並行して担当しなくてはなりませんが、それがむしろ仕事を覚えるスピードを早めたと言えます。
 入社時は大型バイク免許を持っていなかったのですが、会社にサポートしてもらい免許を取り、ビューエルを買いました。給与や休暇日数がちゃんとしていることも助かりますが、知識を身につけ、自分のバイクも触れるということは嬉しいです。

  • HSCは、休祝日はひっきりなしにお客様が訪れ、その対応に追われる。

  • 平日はバイクの点検整備をはじめとした作業をこなさなければならない。当たり前のように忙しい。だからこそ充実した時間となるのだ。

JOBIKE編集部より

 取材時が休日だったこともあるかもしれないが、HSCの様子を傍から見て感じたことは、スタッフ各自がしっかりとお客様を対応し、整備作業を進め、次にやることを明確にしながら、スタッフ間のコミュニケーションを取っているということだ。その状況だけの話を聞くと、大変や難しそうと思う人もいるかもしれないが、逆に考えて欲しい。HSCは自身のスキルアップ、そしてレベルアップを望めるバイクショップだと思うことはできないだろうか。
 インタビューでの佐々木代表の話の中には、“働くことに対してのやりがい、そして生きがいを感じて欲しい”という言葉があった。これは大きなポイントだと考えている。多くの人が、人生や生活を向上させていきたいものと考えている。それに対して、なかなか良い職場環境を探し出すことは難しい。しかしそのようなことを、身をもって感じてきたことが根底にあり、佐々木代表はHSCに在籍するメンバーがみんな、より良く成長していってほしいと考えているのだ。実際のところ、HSCで力をつけたスタッフが独立したという例も複数ある。それもすべて円満的にである。
 HSCのメンバーは家族同然でありお互いを尊重し分かりあえる仲間となっている。生活のことも人生も、仕事も何でも相談できる環境となっているのだ。

JOBIKE編集部より

ショップインフォメーション

HSC沼津店

〒410-0873
静岡県沼津市大諏訪721-8
電話:055-924-0636
営業時間:10:00~19:00
定休日:月曜日
HP : https://w-hsc.co.jp/

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