ハーレーライフを提供し続け25年、老舗ショップが新たな仲間を募集

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創業120周年を迎えたハーレーダビッドソンの歴史と文化を日本のユーザーに届ける

取材協力:株式会社クリタ/Harley-Davidson 成田・幕張  取材:小松男

掲載日:2023/12/07

 北米大陸で生まれ育ったハーレーダビッドソンは今年で生誕120年を迎え、常にモーターサイクルの頂点に立ち続け、多くのライダーにとって憧れの存在ともいえる。そんなハーレーの魅力やカルチャーを、日本のライダーに25年に渡って伝えてきた『Harley-Davidson 成田/幕張』(以下、H-D成田/幕張)では、事業拡大のため新たに働くメンバーを募集している。
 今回は H-D成田/幕張を統括する小田島部長と、幕張店の木村店長へのインタビューを通じて、ショップの特徴や求める人物像について紹介していこう。

ショップ紹介

ハーレーの魅力とカルチャーを伝え続けて25年
Harley-Davidson 成田/幕張

  • 1999年にハーレー正規店としてOPENした『H-D成田』

  • 成田店に続き、2006年にOPENした『H-D幕張』

 1903年に、アメリカ中西部のウィスコンシン州の都市ミルウォーキーでその歴史をスタートさせたハーレーダビッドソン。現在もアイデンティティとして系譜が続いているVツインエンジンを開発し、世界大戦やオイルショック、同時多発テロやパンデミックなど、あらゆる時代を乗り越え、いつの時代も成長を続けながら魅力を高めてきた。数あるモーターサイクルブランドの中でも、ハーレーダビッドソンは別格の存在と言って良いだろう。昔から日本でも多くのライダーに愛され、プレミアムモーターサイクルの代名詞として、ライダーが最終的に辿り着くことができる憧れの指標としてあり続けてきたハーレーだが、正規ディーラーがブランドを支えてきたことは間違いなく、働くスタッフはハーレーダビッドソンファミリーの一員であり、ハーレーダビッドソンならではのライフスタイルやカルチャーを世の人々に提供する伝道師ともいえる。

  • H-D幕張の店内風景。
    吹き抜けのある2フロア構成となっており、車両はもちろん、純正アパレルからカスタムパーツまで幅広く取り扱っている。

  • H-D幕張は、ハーレーダビッドソン正規ディーラーの中から優秀な成績を収めたショップに授与される『5-STAR DEALER AWARDS』も獲得している。

今回ご紹介する『H-D成田/幕張』は、株式会社クリタが運営するハーレーダビッドソン正規ディーラーであり、創業から25年に渡り多くのハーレーオーナーの要望に応えてきた。同店ではハーレーワールドをさらに広げていくことを目的にスタッフの増員を図っているとのことで、話を伺った。

Harley-Davidson 成田/幕張 小田島部長インタビュー

H-D幕張に在籍するスタッフメンバー。
現在はH-D幕張とH-D成田を合わせて17名が働いており、営業・メカニックなどそれぞれの持ち場で作業を進めつつ、しっかりとしたチームワークも併せ持つ。

未経験者でも心配なし!
自分の存在を示せる居場所を用意します。

「好調な業績をさらに伸ばすために」

小田島部長: ハーレーダビッドソンジャパンによる正規ディーラー政策が進められ始めた頃、1999年にH-D成田が、そして2006年にH-D幕張がそれぞれ開業しました。その後、全国的に正規ディーラーが広がり一時は150店舗もありましたが、現在は105店ほどに落ち着いています。ディーラー数の減少には様々な要因がありますが、幸いなことに我々H-D成田/幕張は、おかげさまでお客様に恵まれ、順調に事業を継続してこられました。

 ディーラーが減少する一方で、ハーレーオーナーは年々増え続けています。ディーラーが減ってしまった分、既存オーナーは他の正規ディーラーへと流れてくるのですが、当店は単に車両の販売やメンテナンス・カスタムなどに留まらず、スタッフ一人ひとりがハーレーダビッドソンのことをしっかりと理解し、ハーレーダビッドソンが備えている世界観・魅力をユーザーに伝えることを大切にしています。今後もイベントをはじめお客様と共に “ハーレーのあるライフスタイル” を楽しむための提案も推し進めていきたいと考えており、好調な業績をさらに伸ばすためにも、一緒に働いてくれるスタッフを募集します。

  • まるでアパレルショップのような陳列棚には、ハーレー純正アパレルがずらり。

  • ジャケットも多数取扱い、自身のバイクにあったコーディネートもしやすい。

「求める2つの人物像」

小田島部長: 当社には積極的に知識や技術を蓄える姿勢を持った人が多く、コミュニケーションも活発で先輩社員からもいろいろと吸収できる職場です。在籍しているスタッフの中には、他業種からの転職やまったくの未経験からスタートした者もおり、しっかりと成長できる環境だと思います。今回は、これまで部長として二店舗を管理し色々なスタッフをみてきた経験から、2つのタイプの人物像にマッチした方の採用を計画しています。

 ひとつは、ハーレーやアメリカの文化が心底好きで、愛してやまない人。メカでもセールスでも「好き」な気持ちが先行している人は知識の吸収も早く、お客様に対しても楽しみながら積極的なコミュニケーションが取れ、結果的に良い結果を生んでいる場合が多いです。「とにかくハーレーが好きなんです!」そんな方のご応募をお待ちしています。
 もうひとつは、しっかりと自分のやるべき仕事を見つけて進められる人。ハーレーダビッドソンのことを全く知らなくても、仕事として淡々とこなせる方も採用したいと考えています。納車や販売に関わる書類の作成など事務作業も多岐に渡りますので、仕事としてしっかり向き合ってくれる方もぜひご応募ください。

  • フロアの1/3ほどのスペースをハーレーダビッドソン純正アパレルのコーナーが占めている。

  • ハーレーダビッドソン正規ディーラーは車両を売ることが目的のショップではなく、ライフスタイル全般を提供するお店なのだ。

「充実の待遇面」

小田島部長: ディーラーとしてお客様を大切にするためにも、労働環境の整備やしっかりとした体制づくりには常に気を配るようにしています。待遇や環境は年々良くしていますが、現在は年2回の賞与や成績に応じた昇給、インセンティブを貰える職種も用意し、利益をしっかりと従業員に還元することを意識しています。また、雇用・労災・健康・厚生年金の各種社会保険はもちろん、就業時間外での怪我等でも利用できる生活保険にも加入しているので、安心して働いていただけると思います。残業は年間を通してほとんどなく、年間休日は2023年実績、2024年予定は118日です。
 また、勤続5年ごとに「リフレッシュ休暇」を取得していただけます。勤続5年で3日間、勤続10年~40年の方は5日間の取得が可能ですので、仕事とプライベートのバランスを取りながら長く働いてほしいですね。主婦の方や働く時間を工夫したい方には、できるだけ労働時間の融通に対応していますので、ぜひご相談ください。

  • 壁一面にずらりとディスプレイされたカスタマイズパーツ。カスタムもハーレーダビッドソンを楽しむ上での大きなポイントだ。オーナーの要望を聞きながら、スタッフからもよりよい提案をしコンフィグレーションを行う。

  • 子供連れで来店されるお客様のことを考えてキッズコーナーも設けられている。こういったホスピタリティは、一般的なバイクショップではあまり見ることができない。高額な商品を扱い、それを求めてくる人に対する思いやりが重要なのである。

  • 自社のYouTubeチャンネルも運営している。時代に合わせて進化し、ユーザーに求められていることを具現化することは、今のハーレーダビッドソン正規ディーラーに求められていることのひとつだ。

私はハーレー専門メディアなどの仕事も受けているが、ハーレーダビッドソン正規ディーラーの存在意義は大きいと考えている。実際に私が初めてハーレーダビッドソンを購入しようと思った時にも、しっかりとしたアドバイスを聞くことができ、その後のメンテナンスや乗り替えの際にも親身になって対応してくれた。特にH-D成田/幕張ではそれらのポイントをしっかり押さえつつ、世界観や魅力をユーザーに伝え続けてきたからこそ、多くのユーザーに支持され続けているのだろう。
 また、そのための基盤として、小田島部長の言葉や労働環境の整備や体制を整え続ける姿勢からは、出来るだけ長く事業を継続し、お客様を大切にし続けるという強い意志を感じた。

スタッフインタビュー

正規ディーラーのイメージが大きく変わりました

現在H-D幕張の店長を務められている木村喜昭さん(2006年11月入社)。
別業種からの転職だが、入社前に考えていたハーレーダビッドソン正規ディーラーに対するイメージとはH-D幕張の実態は、大きく異なっていたのだとか。

入社のきっかけ

木村さん: 学校を卒業した後3~4年、外資系の大手アパレルブランドで働いていました。元々ハーレーが好きで所有していたこともあり、その後ハーレーダビッドソン用のカスタムパーツを取り扱う会社へ転職、そこでも3年程身を置きました。当時、ハーレーのカスタムパーツは飛ぶように売れ、会社のビジネス的に絶好調でしたが、数年身を置く間にハーレーオーナーにカスタムパーツを販売する仕事から、初めてハーレーに乗る人、ハーレーデビューをする人に車両を届けたいと思うようになっていきました。ちょうどその頃、H-D幕張の求人を見つけ、応募しました。

入社前後のイメージと、仕事のやりがい

木村さん: 当時、ハーレーのカスタムを楽しんでいた身としては“正規ディーラー=制限が多い”というイメージを持っていました。しかし、面接のために店に足を運んだところ、めちゃくちゃカッコいいカスタムモデルが飾ってあったのです。
「ディーラーなのにこんなにかっこいいバイクが置いてあるのか!?」と、正規ディーラーに対する印象がいい意味で崩れました。
 入社後に仕事を覚えていくにつれて、そういったイメージは無くなり、今では純正パーツ/社外パーツを上手く使い分けてお客様に提案をしています。H-D幕張では、私が入社した当時から、純正カスタムパーツを使用したカスタムだけでなく、アフターパーツメーカーと協力したパーツ開発、ワンオフパーツの制作なども行っており、提案の幅はとても広いです。また、特に正規ディーラーには初めてハーレーに乗るという方も多く訪れるため、ハーレー経験の無い人にパーツを提案し車両を販売することは、とても面白く、やりがいを感じてもらえると思います。

安心して取り組める環境があります

木村さん: スタッフとして働く際に、元々ハーレーの知識が必要かというとそういうわけでもありません。働き始めてから興味を持ち勉強をするスタッフもいますし、私たちも入社してくるスタッフの希望を聞きつつ、適したポストに就いてもらえるようにします。スタッフ同士の仲が良いので、コミュニケーションを取れる人であれば問題ありません。
 待遇面に関しても年々良くなり、家族をもって生活できる環境が整っています。給与アップもあるので、安心して仕事に取り組んでもらえると思います。

  • 社外メーカーのパーツも取り扱っているだけでなく、新規パーツの開発などもサポートしている。ユーザー目線でも、選択できるカスタムパーツが多いことは嬉しい。

  • H-D幕張のテクニカルファクトリーでは、常にメンテナンス及びカスタム作業が行われている。
    メカニックスタッフは自身が作業した売上工賃に対するインセンティブがもらえる。

  • この場所にはボール盤、溶接機、サンドブラスターなどなど、様々な工作機械が用意されており、ワンオフパーツ制作や、新規パーツ開発などが行われている。現在は写真中央の車両のシート制作がされていた。

  • 置き場所に困っているオーナー向けに、車両を保管するガレージサービスも行っている。ユーザーの要望に応えるのが使命だ。

JOBIKE編集部より

 先述したようにハーレーダビッドソンは、多くのライダーの憧れのブランドだ。長い歴史を持ち、積み重ねてきた知識や経験をしっかりと大切にしながら、新しいガジェットなども率先して取り入れるブランドでもある。その正規ディーラーに身を置くということは、自身の人生の質を引き上げることにも通じる。

 私は仕事柄ハーレーダビッドソン正規ディーラーに伺う機会が多くあるが、ブランド全体の販売台数は多く、販売後のメンテナンスやハーレーライフをサポートすることを含めて、正規ディーラーがハーレー文化の継承を担う存在であることは間違いない。正規ディーラーといえどショップからはそれぞれ異なる魅力を感じるものだが、H-D成田/幕張からは、お客様を大切にし、ハーレー文化を次世代へと繋げるという熱い思いと、なにより「ハーレーが好き」という気持ちが伝わってくる。
 今後も事業を維持、拡大していくためにも若い力の活躍をとても重要と考えており、業務の内容として、車両の販売、メンテナンス、チューニング、カスタム、イベントなどなど、活躍できるシーンはすべて用意されている。ベースとなる待遇に関しても充分で、さらに営業職では販売に対するインセンティブ、メカニックは売上工賃に対するインセンティブを得られるのも魅力だ。

 正規ディーラーでハーレーダビッドソンファミリーの一員となること。H-D成田/幕張での経験で自分自身を成長させること。それは、人生を成功に導く一つの理想形だと私は思う。

JOBIKE編集部より

ショップインフォメーション

株式会社クリタ/Harley-Davidson 成田・幕張

〒286-0041
千葉県 成田市 飯田町 143-44
電話:0476-28-0551
営業時間: 10:00~19:00
定休日 : 第2火曜日・毎週水曜日
HP : https://www.hd-makuhari.com/
EMAIL : info@hd-narita.com

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