ヨシムラパートナーショップでもあるSBS奈良橿原にてスタッフ募集

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スペシャリストになる近道であり 可能性を存分に発揮できるステージ

取材協力:奈良スズキ販売株式会社  取材:小松 男

掲載日:2024/10/24

乗用車を取り扱うスズキ正規ディーラーの新規事業として立ち上げられたスズキ二輪車正規ディーラー『SBS奈良橿原』。発足からわずか2年という短い期間でその名は全国的に知れ渡るほどの成長を遂げた。その裏にあったのは、しっかりとしたビジョンとチャレンジ精神だ。働きやすい環境で自身の可能性を見出せる、そんなSBS奈良橿原を紹介する。

マネージャーインタビュー 河野 祐貴 さん

自由な発想を受け入れてくれ、
チャレンジすることができる会社です。

お話を伺った河野祐貴さんは課長代理職を務められており店長的な立場を賄っている。元々乗用車販売のみだった奈良スズキで新たにバイクを取り扱うSBS橿原の立ち上げを担当した。

その日、私は東京から新幹線で新大阪駅へ行きJOBIKE担当者と合流しクルマで『SBS奈良橿原』へと向かった。急がずとも40~50分。これは大阪からも通勤圏内であるな、と言うのが第一印象。
SBS奈良橿原に辿り着くと、そこはスズキの四輪ディーラーにしか見えないショップだった。建物外観にはスズキの大型二輪モデルの取り扱いを示すSBS(スズキ・ビッグバイク・ショップ)の看板やショーアップされたHayabusaがディスプレイされていたりもするので、入店時にはバイクショップであることが分かるのだが、なんともこれまでに見たことがない店構えである。
どのような経緯でSBS奈良橿原が誕生したのか、そして同店の現状、今後の戦略などをスタッフの河野さんに訊ねることから取材を始めた。

「私たち奈良スズキ販売は軽自動車を含むスズキ製の乗用車を取り扱うディーラーとして2016年2月に事業を開始しました。それから6年後となる2022年6月には代表取締役である岡本が元々スズキ株式会社出身でありスズキ2輪の販売経験があること、さらにバイクレースを行っていた経験を活かして、スズキ2輪正規販売ディーラーの運営をスタートしたのです。

我々SBS奈良橿原は現在、奈良県唯一のスズキ新車専売正規ディーラーです。小規模なバイクショップは周囲にもいくつかあるので、原付スクーターなどはそこまで無理をして取り扱わず、どちらかと言えばHayabusaをはじめとしたスポーツモデルや、GSX系などの大型モデルをメインとすることでプレミアム感を出しています。

また1.9%という新車低金利ローンをご利用いただけることもあり、他店舗と支払総額を見比べられて弊社を選ばれるケースも少なくありません。ですから近隣県はもちろん九州などの遠方のお客様にご契約いただくこともあります。

車両のカスタムにも力を入れており、特にスズキ車との相性の良いヨシムラ製品の取り扱いを率先してきたことが評価されて、先日ヨシムラ本社と “ヨシムラパートナーショップ” 契約を締結することができました。
今後はより多くのヨシムラファンがご来店いただけることになると考えています。

SBS奈良橿原をオープンしたのも ”やってみたら、いけるのではないか!?” という提案からでしたし、ヨシムラパーツの取り扱いも自分たちが車両をカッコよくカスタムしたいというところからスタートしています。
そういったことからも自由であり挑戦したいことに対してしっかりとサポートしてくれる社風であると思っています。」

SBS奈良橿原はオープンしてまだ2年と新しいバイクショップである。だからこそスタッフが様々なことにどんどんチャレンジすることができる環境が用意されているのだと感じられる。
働きやすいということはラクな職場ということと、イコールではない。ただ自分のやりたいイメージを実現することができるということは、その分お客様に対してもしっかりとしたサービスを提供できることにも通じていると思う。

スズキの二輪車をフルラインナップで取り扱うことができるのも大きなメリット。特に奈良県下には唯一のスズキ新車専売正規ディーラーであることも優位性がある。

ショップ紹介 SBS奈良橿原

他店では見られない
アヴァンギャルドなショップスタイル

広大な敷地を有する奈良スズキ販売株式会社は、誰が見てもカーディーラーとして目に映ることだろう。ただこれがポイントでもあり、乗用車を求めてきたお客様にもスズキのバイクを知ってもらえるきっかけになっている。

表から見ると、Hayabusaなどの車両がディスプレイされていることは分かるが、それ以外のバイクは見当たらない。実はショールームはこの裏手に用意されているのだ。

私自身、初めて同店を訪問して「いったいどこにバイクはあるのだろう」と探してしまったが、扉の奥にショールームが待ち受けていた。このワクワク感は他のバイクショップには無い。

奈良スズキ販売及びSBS奈良橿原は、2輪業界ではほとんど見ることの無い2輪と4輪の併売店舗である。現在の場所は元々至近の場所にあるスズキアリーナ中和幹線橿原店に続き2店舗となっており、さらに来春には3店舗目のオープンを準備している(現状では4輪のみ取り扱い予定)。
2輪事業そのものは2022年に始まったばかりであり、まだ新しいものではあるが、2023年にはすでに頭角を現し、全国スズキバイクショップ大会にて近畿ベスト8(スズキ2輪車新車仕入れ台数)として表彰。
さらに今期のポイントは現在、全国13位の販売台数を誇るものとなっている。

ヨシムラパーツを装着したオリジナルコンプリートモデル。なおSBS奈良橿原ではレンタルバイクサービスも行っており、お客様からの幅広い要望に応える体制が整っている。

またヨシムラパーツを取り入れた車両カスタムにも力を入れており、モトブロガーとのコラボレーション企画なども行ってきた。
今年8月に開催された隼駅祭りのヨシムラブースにおいてヨシムラパーツを装着したSBS奈良橿原のレンタルHayabusaを展示したほか、その後ヨシムラパートナーショップとして契約が締結されている。

4輪販売という安定感のある事業を中心に、2輪販売においてチャレンジングな成長が見込める。SBS奈良橿原は事業としての今後の成長も感じられるショップなのである。

  • 店内の様子。来客用応対コーナーは4輪ディーラーと共有スペースとなっており、広々とした空間が広がっている。清潔感もありお客様にくつろいでもらえる場となっている。

  • 2輪事業を初めてまだ2年にも関わらず、その実績が認められてスズキから表彰されている。成長の参考とするため他店からの研修や見学も受け入れている。

スタッフインタビュー サービス主任 勝山 貴司 さん

職場環境も良く、新しいことにもトライできて
この会社で正解でした!

SBS奈良橿原においてメカニックサービスの主任を務めている勝山貴司さん。元々4輪の整備を行っていたが、昔から好きだった2輪に携われることとなり手腕を発揮している。

整備士として働き始めてから30年になると言うベテランメカニックの勝山さん。これまでに数社に勤めた後、現在の奈良スズキ販売に身を置くことになったそうだが、入社時に考えていた働き方から心境の変化があり、将来のキャリアビジョンを考えたこともあるそうだが……。

「社会人になってからこれまで30年間整備士として働いてきました。いくつかの会社に在籍をしたのち、今から3年程前に奈良スズキ販売に入社しました。
職場を転々とした理由には、業績が下がり基調でどんどん条件が厳しくなっていくような会社もありましたし、親の面倒を見ることになったりもしました。そのような中、メーカーであるスズキのディーラーであれば安定もしているだろうということで応募し、働き始めました。
会社が成長していき充実した日々ではあったものの、新たにやりたいことができたりして、将来のキャリアビジョンを悩んだ時期があったのも事実です。
ただ、すでにその時には裏で2輪事業の立ち上げが進んでおり、私が趣味でバイクが好きなことも知っている同僚から、一緒に挑戦してみないかと誘われたのです。
実は、バイクの整備もしたいと考えていました。なので、SBS奈良橿原専属スタッフとなり、現在に至ります。
ここは新しい店舗で冷暖房も完備しており、職場環境はとても良くなったと感じています。働きやすいために作業もはかどりますし、お客様もそれに応じて満足していただけていることが伝わってくるのも嬉しいものです。
現在は新しくメカニックだけでなく、接客などのフロントサービスも兼任させてもらってます。以前はインセンティブが出なかったのですが、販売台数に応じた分のインセンティブを用意してもらえるようになりました。
そうやって自分たちのモチベーションをしっかりと考えてくれるのも助かっています。
スタッフ同士のコミュニケーションも良いですし、休日も多くとても働きやすい職場だと思っています。」

  • リフトをはじめとしたメンテナンス設備もしっかりと整っており、一般車検、納車整備からカスタムまで幅広く対応している。メカニックの腕を発揮できる環境だ。

  • 店舗の裏側にメンテナンスファクトリーが用意されている。4輪のパートと並んではいるが、2輪は専用スペースが確保されており、作業がはかどるとのこと。

  • 昔ながらの町のバイク屋のイメージだと、夏は暑く冬は寒い。作業を待たされる客の立場としても大変というものだが、SBS奈良橿原では店内はもちろん、整備スペースも冷暖房完備である。

  • ある程度の重整備であっても対応できるだけのツール類も用意されている。バイクやクルマの整備経験があればもちろん快適に作業ができるし、未経験者であっても作業を覚えていける。

  • 基本的にはスズキの2輪車を専門に取り扱っているということもあり、スズキ純正パーツのストックは充実している。マニュアルがしっかり用意されているのも心強い。

ヨシムラパートナーショップとなったことから、今後はヨシムラパーツの装着を頼りにした来客も増えることだろう。専門的な知識も身に着ければさらにパフォーマンスも向上する。

JOBIKE編集部より

ここから今回の取材のまとめを書きたいと思う。実際のところ私自身、SBS奈良橿原への訪問はセンセーショナルな体験であったこともあり心して読んでいただきたい。
結論から述べるとSBS奈良橿原は【バイクショップのイマ】を感じられる場所である。

まず道路に面してSBSの看板は掲げられているものの、敷地にはずらりと乗用車が並べられているだけなので表通りからバイクショップだとは通常分かりにくい。
垂直思考の私などは、店の外にバイクを並べてあることでバイクショップだと分かるタイプなのだが、よくよく考えて見ると現代、バイク、クルマを買い求める時には、ショップに行ってから”どれにしよう”と悩むことはほとんどなく、あらかじめ”これが欲しい”とモデルを定めてからショップに足を運ぶことがほとんどだ。
だからバイク情報メディアやメーカーサイトなどで車種を取り扱っているショップをさがしだしてから出向く。これはつまり表立ってバイク屋でございと車両を並べなくても、おのずとお客様の方から来てくれるロジックとなっており、考えて見れば理にかなっている。

それにSBS奈良橿原は店舗の作りが面白い。店内に入ったとしても、すぐにはショールームが用意されておらず、一枚ドアを開いて足を踏み入れなければならないのだ。これもユーザーの気持ちをワクワクさせるギミックだ。
一度でも来店したらきっとSBS奈良橿原のファンになってしまうことだろう。

一方の働いてみるスタッフの立場として考えてみよう。
まず、お客様の方から車両を求めて来店いただけるので、いらっしゃい!いらっしゃい!と呼び込みに勤しむことがない。これだけでもストレスが少ないと感じるだろう。
さらにローンを1.9%という低金利で提供できることはお客様と会社どちらもウィンウィンの関係を築くことができる。

新たにスタートしたヨシムラパートナーショップもそうだ。ヨシムラパーツを求めてくる方だけでなく、これから車両を買うユーザーにもお薦めすることができる強い商材となってくれる。
待遇面を見ても給与も一般的なバイクショップと同等かそれ以上であるし、成績によってインセンティブもつく。バイク・クルマ通勤も可能でガソリン代も支給される。

年間の休日日数は112日とかなり多く、その分自分のライフスタイルに使う時間を作ることができる。
全国各地のバイクショップを訪問しているが、SBS奈良橿原は色々な面で働きやすく、しかも働き甲斐のある職場となっていると思えるものだった。

JOBIKE編集部より

ショップインフォメーション

奈良スズキ販売株式会社

〒633-0067
奈良県桜井市大福1001-1
電話:0744-48-0735
FAX:0744-48-0825
営業時間: 10:00~18:00(サービス受付17:30まで)
定休日 : 毎週水曜日 及び 第3火曜日
HP : https://narasuzuki.com/shop_sbs.aspx
EMAIL : info@narasuzuki.com

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