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ガンコートやパウダーコートなどの最先端高機能塗装の施工スキル習得と機器開発を両立。バイクショップやエンドユーザーが求めるすべてのサービスを提供する技能派集団:カーベック(愛知県・東海市)
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レストアやカスタムに不可欠な塗装の中でも、特に機能性の高い塗料と施工技術で全国のバイクショップからの信頼も厚いカーベック(愛知県・東海市)

取材協力:カーベック 取材:栗田 晃

掲載日:2021/11/29

メッキやアルマイトなどと並び、「ペイント」はパーツの表面処理手法として最も一般的な技術である。中でも機能性が高く個性的なガンコート、パウダーコート、結晶塗料などの販売と施工を行っているのが、愛知県東海市のカーベックである。カスタムやレストアのペイント作業でバイクオーナーの夢を叶え、新たな塗装技術の提供や日々の作業の困りごとの解決でバイクショップをサポートするカーベックは特殊塗装、焼き付けに関するトータルソリューションカンパニーとして注目を集めている。

カーベック代表インタビュー

自社ブースでの各種施工と製品開発の両輪で
ユーザーやショップに感動を与えられる仕事です。

  • カーベック代表の浮田大輔さん。塗装業界とは無縁の商社勤務、貿易業を営む中でネット検索中にガンコートと出会い、KGインダストリーズ社とコンタクトを取り日本総輸入代理店となる。オートモーティブ系でのガンコート施工数はカーベックが世界トップクラスで、KG社に対してのアドバイスも行っている。

  • サラサラの粉末塗料を静電気の力で金属表面に載せ、180℃の高温で焼き付けて滑らかな塗膜とするのがパウダーコートは、ガンコートと並ぶカーベックの2大塗料。ウレタン塗装に対して塗膜が厚く柔軟性に富み、ハンマーで叩いても簡単には割れない。カラーバリエーションも豊富でフレームやホイール、スイングアームなどに最適。

塗料メーカーにも信頼される技術力で
特殊塗料のマイスターを目指そう

―――カスタムや修理、レストアなどの作業に欠かせない塗装作業。絶版車ブームで古いバイクに対する注目度が高まる昨今、ガソリンタンクやカウルなどの外装パーツ以外にもフレームやエンジン、サスペンションなどのパーツを塗装する機会が増えている。バイクの骨格とも言えるパーツに最適なガンコート、パウダーコートといった機能性塗料の販売と塗装作業を行っているのがカーベックである。
自ら海外の塗料メーカーと直接コンタクトを取り、メーカー直系の塗装技術を習得するだけでなく、硬化時に加熱が必要な塗料用の乾燥器の開発、さらには塗装剥離や洗浄に必要な機器の開発まで手がける同社。商品企画・開発・製造・機器搬入から設置まで一貫して自社で行うスタイルは、バイク業界で他に類を見ないユニークさが特長だ。
そこで同社代表の浮田大輔さんにカーベックの仕事内容と求める人材について伺ってみた。



カーベック代表 浮田さん: カーベックは塗料や塗装に関する機器、塗装ブースの開発やお付き合いのあるショップスタッフの技術指導や支援を行っています。そもそも私は塗料メーカーでも塗装のプロではなく、貿易商社勤務を経て自動車の輸出をはじめとした貿易業を営んでいました。学生時代にバイクに出会い、海外ツーリングなどを楽しむ中でバイクや自動車への関心が高まり、仕事を通じてもオートモーティブ系に対する興味が膨らみました。
そんな中で2006年頃に出会ったのがKGインダストリーズ社製のガンコートでした。放熱性の高さや薬品に対する耐性、塗膜の固さなどバイクや自動車にとってメリットの多い塗料で、当時は日本国内に輸入元もなかったことからKG社に直接連絡し、縁あって日本総輸入代理店としてガンコートを取り扱うことになりました。
60年以上に渡る歴史のあるガンコートは日本国内でも知る人は多く、これを商品として輸入、販売すればユーザーに喜ばれると考えていました。しかしガンコートは170℃の高温で1時間にわたり焼き付けなければ本来の塗膜性能が発揮できません。それは我々も承知していたので、ユーザーさんには「乾燥器で焼き付けてください」とお願いするのですが、通常の板金塗装屋さんやバイクショップではそんな設備がない。「乾燥器はどこで買えるの?」と質問されても、それは塗装のプロである皆さんの方がご存じなのではないですか?となってしまいました。
自動車輸出業を通じて板金作業に関するひと通りの知識と経験はありましたが、現場で働く皆さんにとっては必要な製品や情報は充分ではないと知り、そうであるなら我々自身が商品や施工方法に関する経験やノウハウを蓄積して提供すべきだと実感し、ガンコートを乾燥させるための温風循環焼付乾燥器「CVシリーズ」を自社で開発しました。そして我々自身もCVシリーズを活用することでガンコートの性能を引き出すための実験やテストを繰り返し行い、ユーザーが抱える問題や疑問を解消するお手伝いができるようになりました。

ガンコートの次に取り扱いを開始したパウダーコートも同様です。静電気を利用して粉状の塗料を噴霧して焼き付けるパウダーコートは昔からある技術ですが、既存のシステムやユニットは大量生産向けに開発されたものでした。そこでもっと手軽に、もっとカラフルな色で、もっと仕上がりが良くなるコロナ放電ガンやパウダー塗料の開発や導入を行い、ホイールや足周りカスタムを手がけるショップ単位でパウダーコートが実践できる環境作りのお手伝いをしています。
さらにこうした塗料を施工する際の下地作りの効率をアップするためのサンドブラストシステムや超音波洗浄機、汚れ仕事の代表格であったバフ研磨に代わるバレル研磨、仕上がり品質を劇的に向上させるユニットタイプのスプレーブースなど、塗装職人として一旗揚げたいという方々に向けた数々のオリジナル製品を作り出してきました。

私たちカーベックは、現場での施工とユーザーニーズのヒアリングを常に行っています。我々が取り扱う製品はすべて自社内で稼働状態にあり、部品メーカーから依頼されたパーツの塗装や研磨などを行っています。ガンコートやパウダーコートを毎日のように施工することで、特殊塗装に関するノウハウは膨大に吸収でき、技術力は一足飛びに向上するでしょう。営業職については、我々のビジネスは商社を介さず直接ユーザーをやり取りすることが大半なので、ニーズや直面する問題をダイレクトに知ることができるのが魅力でしょう。それらを解決する製品や技術に関する情報はすべて社内スタッフで共有しているので、最適な解決方法を提供できます。
塗装作業が好きで今まで以上のテクニックやスキルを身につけたい方、ショップやユーザーが直面する問題を解決する製品や技術を提供することに喜びを感じる方であれば、きっとやり甲斐を得られると思います。


【編集部まとめ】―――貿易業の一商材として出会ったガンコートがきっかけとなり、機能性に優れた数々の特殊塗料や塗装に関連する機材や環境作りまで幅広いジャンルを手がけることとなったカーベック。自社で取り扱う製品に関してはどんな疑問や質問にも的確に返答できるよう技術を蓄積し、作業効率アップに役立つ製品を提案することでユーザーの信頼を勝ち得ていく仕事は、学ぶところが多く充実感を得られることだろう。

企業紹介

有名パーツコンストラクターのハイクオリティな
量産品からエンドユーザーのカスタム&レストアのお手伝いまで自社製品を活用した高品質塗装を実践

  • 拳銃やライフルなどの銃火器用塗料として開発されたガンコートは、弾丸を発射した際の熱で銃身が歪むのを防止する放熱性の高さが大きな特長。モータースポーツ界やカスタム界エンジンやラジエーターに重宝されるのはそのためだ。

  • パーツクリーナーやブレーキフルードなど、通常の塗料が冒されるようなケミカルや薬品にも強く、塗膜が硬いためラジエーターやオイルクーラーに施工するとフィンが曲がりづらくなる。ガンコートは1液性でスプレーガンで塗布後170℃で1時間以上焼き付ける。

  • 工業系で用いられるパウダーコートは地味な色が中心だが、カーベックが取り扱う塗料はソリッド、メタリック、キャンディなど80色近くのバリエーションを誇り、レストアだけでなくカスタムユーザーの評価も高い。

  • パウダーコート=粉体塗料というだけあって、塗装前のパウダー塗料は小麦粉やココアパウダーのようにサラサラ。この粉をシンナーで溶かして塗ると思っている人もいるようだが、ペイント時も粉のままで使用する。

  • 専用のコロナ放電ガンに粉状の塗料を入れて、塗装するパーツとの間に電位差を作り静電気でまとわりつかせる。静電気を利用し180℃の高温で焼き付けるため樹脂パーツには施工できない。有機溶剤を含まないので施工時ににおいが出ない。

  • アルミパーツを磨くために開発したMURAMASAは、赤い大きなバケットに満たされた研磨メディアの中にパーツを押し入れ、モーターで回転させることで強制的に磨き上げるバレル研磨。この機械もカーベックが開発し特許を取得している。

  • 研磨というとバフ研磨を思い浮かべることが多いが、バレル研磨は金属磨きのような研磨剤を使用しないのが大きな特長。2つのバケットに入っているのは水と粗さが異なる研磨メディアで、それぞれ数分~十数分回しながら押し込むことで研磨する。

  • 純正の塗装を剥離してバレル研磨で磨いたスクーター用ホイール。バフ研磨は研磨剤の油分によって表面の光沢を作るため、時間経過ともに油分が酸化してくすんでしまう。一方バレル研磨は素材自らの光沢なので輝きが長持ちし、この上からクリア塗装が可能。

充実した塗装施設を活用し
作業スキルと商品知識が向上する

カーベックが求める人材は焼き付け塗装を行う作業スタッフと、自社製品の営業と販売を行う営業スタッフだ。
作業スタッフが行う塗装作業は、部品メーカーから受注する量産品とショップやエンドユーザーから受注する一品ものの2種類で、バイク好きなら誰もが知る有名パーツコンストラクターの製品も数多く手がけている。
塗装というと一定の知識や実務経験やが必要と思われがちだが、カーベックが取り扱うガンコートやパウダーコートなどの焼き付け塗装は、一般的な板金塗装やカスタムペイントとは作業手順が異なる。そのためたとえ未経験者であっても興味と意欲があれば、一般的な塗装経験者と同じスタートラインから仕事を始めることができる。
サンドブラストや超音波洗浄機を活用した下地作りからマスキング作業ガンコート、パウダーコートによるペイント作業、焼き付け乾燥まですべての作業工程は、入社後にていねいな技術指導が行われるので、現場作業の経験がなくても心配は無用。スタッフは気さくでアットホームな雰囲気なので、作業に関して分からないことはどんどん質問してその都度問題を解決してより良い仕事を目指すことができる。
また9~18 時の勤務時間に対して残業はほとんどなく、年間休日は113~115日程度確保されているのでプライベートな時間も充実できる。愛車のカスタムに興味があれば、業務時間外に塗装作業も可能なのは大きな魅力となるだろう。
営業職に関しては、カーベックは商社を使わないダイレクト営業が主体なので、バイクショップやメーカーなどの顧客に対して製品説明や提案を行う。基本的な製品の特長やスペックが掲載されたホームページを閲覧して問い合わせを行うユーザーに対して、より深い製品知識を与えられるよう、カーベック製品に興味を持って学ぶことができる資質があればなお良いだろう。取り扱う製品はすべて自社で開発し、実践的なテストを行ったものばかりなので、必要な情報はすべて社内で共有されており、自信を持ってセールスできることも特長である。

スタッフインタビュー

新たな技術を習得できることが喜びです

  • 山田大介さんは探究心が旺盛で、塗装以外でもメッキやアルマイト技術に関しても熱心に学び、カーベック製DIYアルマイトキットDr.アルマイトJr.の開発で活躍。自社内にすべての機器があるので、さまざまな事象を再現してユーザーの悩みや疑問に答えている。

  • 塗装作業において素材の汚れはどうやってもごまかしきれず、下地をどれだけ丁寧に作るかが重要になる。サンドブラスト、高温高圧洗浄のスプラッシュショットに加えて超音波洗浄機まで開発することで、塗装機材のワンストップ購入を可能としている。

  • ショップや個人規模でも最新の技術を使えるよう、工業生産技術のダウンサイジングによって自社開発機器を開発するカーベック。その特長を正確に把握し、必要とするユーザーに的確に販売するのが営業スタッフである川中健史さんの役割だ。

  • 自動車整備や検査用機器を展示するオートサービスショーは、自社製品をユーザーにアピールする重要なチャンス。自動車やバイク業界はもちろんだが、最近では看板製造業界にもパウダーコートと温風循環焼き付け乾燥器が浸透し始めている。

スタート地点は誰もが同じ
興味を持って学ぶ気持ちがあれば道は開けます

―――大型トラックメーカーのメカニック、スパークプラグメーカーの研究員などを経験した後、カーベックのスタッフとなった山田さん。そもそも手先が器用で探究心が旺盛なこともあり、特殊塗料の扱い方もメキメキと上達。塗装以外でもアルミニウムパーツをオシャレに変身させるアルマイトキット、Dr.アルマイトJr.の主力開発メンバーとして製品化に尽力した山田さんに、カーベックでの仕事について語ってもらった。

山田大介さん: 昔からバイクのカスタムが好きで、メカニック時代にも自家塗装を含めてペイントカスタムを実践していました。カーベックはガンコートやパウダーコートなど特殊な塗料を取り扱っているのが魅力で、自分の中のこれまでの常識が通用しない部分もあり若干戸惑いました。しかし勘や経験則だけでなく、塗装を理論的に捉えることで仕上がりが良くなることを実感し、それからは自ら学びながら作業を実践することが増えて達成感を得られるようになりました。さらにそれをお客様へフィードバックすることで良い循環となり、現在では全国のお客様からの質問や問い合わせにも精度の高い返答やアドバイスができるようになってきたと自負しています。
塗装だけでなく温風循環焼き付け乾燥器やサンドブラスト、バレル研磨や超音波洗浄など取り扱い製品が多く、それぞれの機械を使いこなせるようになるまではそれなりに試行錯誤がありますが、良い結果を出せる条件や設定を見つけ出し、それによりお客様から上手くできたと評価いただけた時は嬉しいですね。

カーベックの製品に興味を持っていただいたお客様に
最適のアドバイスができるよう心がけています

―――バイクの部品や用品を取り扱う大手メーカーからカーベックに転職した川中さん。一般的にメーカーとユーザーの間には商社が介在する例が多いが、カーベックはメーカーでありながらダイレクトにユーザーと繋がるのが特長。そのため打ち合わせや商談は自ら出向くことも多くなるが、そうした現場で生の声や困りごとを聴けることが、新たな問題解決の糸口なることも多く、それがカーベックの営業ならではの魅力だと語ってくれた。

川中健史さん: 私が以前勤務していた用品メーカーは、メーカーとしての側面をもちながら商社としても機能していました。この場合、お客様はバイク用品店やショップとなり、エンドユーザーまでは繋がることはできません。また用品店やショップに対しても足を運ぶ機会はそれほど多くありませんでした。しかしカーベックに入社して、ガンコートを求められるお客様もペイントブースのDream Boxを求められる方も、直接それらを利用されるユーザーであるというのが大きな変化となりました。ビジネスやホビーで自分が使いたいから弊社への問い合わせや質問も具体的で熱量が高く、それに応える私たちも中途半端ではいられないと感じました。
カーベックは技術・施工・営業が一体となって活動しているので、問い合わせの内容が複雑でも隣のスタッフにすぐ確認できます。こうしたやり取りを日常的に繰り返すことで私自身の理解、塗料や塗装に関するノウハウも蓄積されています。現状を改善したいというお客様の要望を伺う気持ちがあれば、知識は後からついてくるものだと思います。

JOBIKE編集部より

剥離剤とワイヤーブラシで延々と剥離作業を行うより、サンドブラストを使った方が圧倒的に時間短縮できる。塗装後にゴミやホコリを取り除くことを考えたら、空気の流れがスムーズな塗装ブースが合った方が良い。
ともすれば時間と手間が掛かるのが塗装の流儀であると認識されがちだが、そうした固定観念をことごとく塗り替え、省力化と作業時間の短縮を実現する製品を開発し続けてきたのは、単に昔ながらのやり方を踏襲するのではなく、キャッチフレーズである「Spirit of Innovation」の気風があるからだろう。
カスタムやレストアで重宝するガンコートやパウダーコートを販売するカーベックの事業内容を単純に判断すれば、確かに塗装業界に属するのかも知れない。だがあるものは改善し、存在しないものは作り、ダイレクトにユーザーに届けるという手法は他になく、日本全国のバイクショップが同社の製品を導入する実績を見れば、それが正解であることが理解できる。
エンジンやブレーキパーツに適したガンコート、フレームや足周りパーツに向くパウダーコートという商材に対して、剥離から洗浄、焼き付けまで全工程で必要な機器をすべて自社で開発し、ワンストップですべてが揃うラインナップを整えた功績は大きい。塗装によってイメージを変えたい、輝きを取り戻したい。全国の塗装現場の環境を改善したい。時間と手間が掛かり、汚れる仕事。塗装に対するそんな固定観念を塗り替えてくれるのがカーベックである

JOBIKE編集部より

ショップインフォメーション

カーベック

〒477-0032
愛知県東海市加木屋町栗見坂26番地4
電話: 0562-31-0833
営業時間:09:00-18:00
HP : https://www.carvek.jp/
EMAIL :info@carvek.jp

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