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45年の歴史を誇る群馬の有力バイクショップ:モトショップシロタグループ
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未経験でも熱意ある者を迎え、働きやすい環境がある

取材協力:モトショップシロタ 取材:沼尾 宏明

掲載日:2023/02/03

群馬県を代表するバイクショップの一つであるモトショップシロタは、今では当たり前となったロードサイドの大型店を先駆けて導入し、現在県内に4店舗を展開する老舗。業務拡大にあわせ一緒に働く新しいスタッフを募集する。

モトショップシロタ代表インタビュー

勤続年数の長いベテランスタッフが多く、安心して働ける職場が自慢。日曜も休みがあります

  • 大動脈である国道17号線沿いに立地する本店。敷地面積が広く、屋根付きの屋外展示場のほか、屋内にも多数の新旧モデルを取り揃える。

  • モトショップシロタ代表取締役の城田賢一さんは、1991年の全日本モトクロス国際B級250ccクラスでチャンピオンに輝いた元プロライダー。後に国際A級(現在のIA1)に参戦した経歴を持つ。

「地元ユーザーから信頼される整備力の高さも自慢です。」

――群馬県高崎市に店舗を構えるモトショップシロタは1978年に創業し、45年の歴史を持つバイクショップだ。
 現在は、国内4メーカーの新旧モデルとロイヤルエンフィールドを扱う本店をはじめ、トライアンフ群馬、KTM群馬(2023年5~6月にリニューアルオープン予定)、モトグッチやベスパを取り扱うモトランドプラスの計4店舗を展開する。県内外で高い知名度を誇る同店は、地元のライダーから長く愛され続けている。
 今回は代表取締役である城田さんに、同社の歩んできた道のりと特徴を伺った。



モトショップシロタ代表取締役 城田賢一さん:1978年、現在も本店がある国道17号沿いにモトショップシロタは創業しました。当時は郊外のロードサイドに店を出すのが珍しかった時代で、周囲は田んぼばかりでした。私の父である創業者は「こんな所に出展して何を考えているんだ」と周囲から言われたそうです。
父は近所にあったカワサキディーラーに勤務しており、やがて独立してモトショップシロタをオープン。当初から国内4メーカー(ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキ)を扱っていました。1980年代のバイクブームを背景に成長を続けるとともに、創業時から懇意にしてくださる地元のお客様が多く、現在に至ります。

 モトショップシロタの特徴は、国産4メーカーと外車に加え、旧車も扱うところです。近頃こうしたショップは少なくなりましたが、創業者は「乗りたい時に乗りたいバイクに乗るべき」という考えがあり、多種多様なバイクを扱うことにしたのです。

 新規ユーザーが50ccからスタートしてステップアップし様々なバイクを乗り継ぐ人にも最適です。ハードルの低いウチのような“何でも屋”がないと、新しいユーザーが入って来ないという思いがあります。一方で専売ディーラーも必要です。当社でもベテランの方向けに専売店のトライアンフ群馬とKTM群馬を展開しています。

 また、サービスメカニックの整備力の高さも特徴です。現行のバイクはもちろん、旧車も整備します。昔ながらの職人気質を持つメカニックが多く在籍する当店は、他店で購入されたバイクも基本的に受け入れています。時代が変わっても、こうした整備のニーズがなくなることはないはずです。

求める人材は“バイク好き”。勤続年数の長いベテランスタッフがしっかりサポートします

  • 群馬県内唯一の正規ディーラーである「トライアンフ群馬」は2019年7月にオープン。本店から車で5分ほどの距離に立地し、こちらも国道17号線沿いだ。

  • トラアンフ群馬の店内は落ち着いた上質な雰囲気。セールスとメカニックを募集している。

 いま人手が足りないトライアンフ群馬の営業、サービスメカニックを優先的に募集します。また勤続30~40年の社員が増えており、モトショップシロタの事業拡大に向けて新しい戦力を必要としています。

 求める人材は、やはり“バイク好き”な方。その気持ちがあれば、未経験でも大丈夫です。  私を含めてメカニックはほぼ全員、入社してから講習を受けて整備士資格を取得しています。金銭面は全額サポートするので安心して資格が取得できます。

 営業などのセールスは、部品や修理の相談などお客様の要望をしっかりヒアリングできる人を求めていますが、こちらもバイク好きであれば務まるはずです。

 近頃はSNSや動画を見てくるお客様も多いので、男女を問わずネットが得意な方も大歓迎です。

 業務に関してはノルマはほぼありません。昇給は年1回。休日は毎週月曜の定休日のほか、第1火曜、第3日曜と日曜日にも休みを設けています。  居心地がいいせいか、勤続30~40年の社員も多く在籍しています。

 例え未経験でも、バイク好きな方はぜひ応募して欲しいです。当社で働きたいと思う意欲のある方とお会いしたいです。


――バイク好きの一人としては、時代を超えて様々なメーカーのバイクに触れられる環境は非常に魅力的。その分やりがいも十分ありそうだ。
 職場も働きやすい印象だった。整備士資格の取得をここまで全面的にバックアップしてくれるショップも珍しい。また月一回とはいえ日曜日に休めるバイクショップは貴重だ。インタビューにあったように勤続年数の長い社員が多いことは、安心して働ける職場であることの証明と言えるだろう。

ショップ紹介

多種多様な車両と出逢え、レース活動もOK、バイク好きが全方位的に働きやすい職場環境

  • 本店の屋外展示場はレアな車両の宝庫。1980年代の国産車をはじめ、ウラルやビモータまで置いてある。

  • 本店の中二階には広々とした商談スペースを設置。ガラス張りで展示スペースと直結し、開放的で落ち着くスペースだ。

  • 本店の接客カウンターには感染予防用のアクリル板を設置。セールス担当は、車両販売だけではなく、部品や修理などお客様の要望を聞き出す能力も大事だ。

 モトショップシロタは県内を縦断する大動脈の国道17号線沿いに立地し、45年もの歴史がある。創業当時、郊外の大型店はまだ珍しい時代だったが順調に成長を遂げ、本店の隣にKTM群馬、同じく国道17号沿いにトライアンフ群馬を展開。さらに前橋市でモトランドプラスを展開する。

 本店の広い店内には戦前のロイヤルエンフィールドのほか、BSAゴールドスター、ホンダ・ドリーム50Rといった博物館級の貴重なバイクまで展示されている。
 県内の有名店として地元ユーザーの信頼はあつく、遠方から訪れる得意客もいるほど。勤める者からすると創業時からお付き合いのある様々なお客様とつながりを持てるのは強みだ。

 本店では国内4メーカーの新車&中古車と外車を取り扱うほか、旧車の一般整備や販売まで行う。その一方でトライアンフ群馬、KTM群馬、モトランドプラスの専売ディーラーで、ベテランライダーや外車好きライダーのバイクライフをサポートしている。

 同社の仕事を通じて排気量やジャンルを問わない多種多彩なバイクに触れられるのは、バイク好きにとって大きな悦びでもある。安心して働ける職場環境であるのも同社の魅力である。

 代表取締役の城田さんは昔、全日本モトクロスでレースをしていたライダーでもある。レースに対する理解は深く、以前はレースをしながら働くスタッフも多かったという。そういうスタッフを「積極的にサポートもしていきたい」と城田さんは話す。
 バイク好きな人にとって、全方位的に働きやすい職場といえる。

スタッフインタビュー

長年の“好き”を仕事に。第二の人生に挑戦しました

  • 1974年生まれの桑原浩二さん(群馬県出身)。趣味でバイクいじりの経験はあったが、整備士資格は持っておらず、異業種から転職。現在FZR1000を3台所有するバイクマニアだ

  • 本店の敷地内にある認証工場は昔ながらのバイク屋らしい雰囲気。現在、メカニックは全店を通じて7名が在籍している。

未経験でも整備士資格を取得。職場のサポート環境がとてもいいです

――47歳でモトショップシロタへサービスメカニックとして入社された桑原さん。少年時代から生粋のバイク好きだったが、前職は全くの異業種だった。「これからは自分のやりたい仕事をしたい」と思い立ち、バイク業界への扉を叩いたという。現在どんな活躍をしているのか訊いてみた。

桑原浩二さん(2021年7月入社):
 ずっとバイクが好きで、10代の時はNSR250RやRGV250ガンマなどを所有し、榛名山、赤城山に通う峠小僧でした。現在も複数のバイクを所有して楽しんでいます。考えてみると17歳の時にCBR250RRをモトショップシロタで買った縁がありました。

 バイクは完全に趣味で、仕事とは完全に切り離していました。ところが、勤務していた工場が不況で2021年に閉鎖してしまったのです。

 「これからは自分のやりたい仕事をしたい」と思っていたところ、再就職活動中にネットでモトショップシロタの求人募集を見つけて、未経験者でも歓迎だったことから応募してみました。

 整備に関しては自分のバイクのオイルやタイヤほか消耗品の交換を一通り自分でやってきましたが、あくまで趣味のレベル。年齢も当時47歳だったこともあり、ダメで元々のつもりで面接に望みました。

 面接ではバイクを好きな気持ちなら人には負けないことをアピールしました。営業とサービスメカニックの募集でしたが「バイクを触れるサービスメカニック」を希望しました。

 採用連絡を貰った時は「まさか自分が(採用決まるとは)」と驚きましたね。
 実際に入社するまでは仕事ができるか不安でしたが、実際には自分で整備できる所までやり、作業に行き詰まったらベテランの先輩社員に教えてもらうことで、困ることなく仕事を進めることができました。
 サービスメカニックとして神様のような技術を持った経験豊富な先輩が多くいるので、とても心強い職場です。

 今まで自分のバイクしか触ったことがなかったので、お客様のバイクを扱うのは自分のバイク以上に気をつけています。その傍らで自分が知らないバイクにも出逢えて整備ができるワクワク感があります。さらに、動かなかったバイクを自分が整備して動いた時にはとてもやりがいを感じますね。
 整備士資格に関しては、会社が全面的にバックアップしてくれました。検定実技試験が免除になる自動車整備技術講習が週に2回、夕方からあるのですが、仕事を早めに切り上げて参加させてくれました。また金銭面でも補助があるためモチベーションになり、一発で合格できました。

 仕事に慣れてきたと感じたのは、入社1年後ぐらいです。通年での経験を積み、整備士免許も取得できたからです。

 休日に関しては、バイクショップ勤務で日曜日に休めると思っていなかったので、プライベートが充実していて待遇面でも満足しています。

 将来的には電動バイクが増える一方で、古いバイクがますます貴重になってくると思います。私は特にキャブレターの整備と修理をマスターして、「この人に修理してもらいたい」と言われようなサービスメカニックになることが目標です。

  • 美麗なモトコンポなど、普通のバイクショップではまず見られないバイクを販売。メカニックは現行車だけでなく、旧車を走れる状態にまで仕上げる醍醐味もある。

  • 創業者が保管していたローターリーエンジンの貴重なスズキRE-5(茶筒の初期型!)。レストアして稼動状態にしたのも桑原さんだった。

JOBIKE編集部より

 40代後半からの転職は難しいイメージがある。
 しかし桑原さんは熱意をアピールし、見事採用を勝ち取った。城田代表によると、桑原さんからバイク好きであることが伝わり、試用期間でも真面目で働きぶりがよかったのが採用を決めた理由だったという。

 整備士資格のない人向けに勤務面でも金銭面でもバックアップ体制が整っているのもありがたい。頼りになる先輩が多く、未経験の人でも意欲と真面目に仕事に取り組む姿勢があれば、思いきって飛び込んでいける職場環境と言える。

 多種多様な車両を取り扱うモトショップシロタの本店をはじめ、外車の専売ディーラーを展開し、幅広い職場が用意されているのも社員にとって選択肢が広がる。
 待遇面においては月1回の日曜休日が取れるバイクショップは珍しい。そして何よりベテラン社員が多く在籍する職場は働きやすい環境であることを裏付けている。

 コロナ禍以前は年に一回程度の一泊ツーリングを企画してお客様と触れ合っていたが、現在は休止中。今後スタッフが充実することで、よりお客様と一緒に楽しむバイクライフサポートが展開されることになるだろう。

 桑原さんのように「自分のやりたい仕事をしたい」と考えている人は、ぜひモトショップシロタの扉を叩いて欲しい。

JOBIKE編集部より

ショップインフォメーション

有限会社 モトショップシロタ(トライアンフ群馬、KTM群馬運営)

〒370-0001
群馬県高崎市中尾町456-4
電話:027-361-0222
営業時間:9:00-19:00
定休日 : 毎週月曜日、第1火曜日、第3日曜日
HP : http://www.motoshop-shirota.jp/

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