シェアNo.1インカム“B+COM“をはじめ、様々なオリジナルアイテムと世界中から選りすぐったハイクオリティなバイクパーツを取り扱うサイン・ハウスが、 業務拡大のためスタッフを大募集!

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バイク乗りが集う、バイク乗りが働くための職場

取材協力:株式会社サイン・ハウス  取材:淺倉恵介

掲載日:2023/05/31

バイク好きであれば、一度はバイクに関わる仕事に携わってみたいもの。
だが、現在他業種で働いている人である場合、及び腰になってしまうものなのかもしれない。なぜなら、例えばライダーにとって最も身近なバイク企業であるバイクショップは、働くのに専門的な知識や経験が必要なことが多く、メカニックともなれば技術職で未経験者には敷居が高いと感じてしまうからである。 けれどバイク関連企業は、ショップスタッフばかりではない。そのひとつがスペシャルパーツやバイクギアを取り扱う企業だ。 数あるそうした企業の中でも、今勢いを感じさせるのが株式会社サイン・ハウス。同社はライダーの間で圧倒的な使用率を誇るインカム、【B+COM】をはじめ様々なバイク関連アイテムを取り扱っている。 創業当初は他社製品の問屋業、また海外メーカーのディストリビューターであったが、近年はB+COMに代表される自社製品が絶好調。
2022年には話題のスポット、武蔵小杉の駅前に本社を移転。更なる事業拡大を目指し、新規スタッフの中途採用を行なっている。ここ10年ほどは、新卒採用のみ行なってきたというが、より幅広い人材を求めることになったという。 現在、優先的に募集しているのが、営業部門スタッフと、カスタマーサポートスタッフ。現在、両部門のマネージャーを務める社員の方からお話を伺い、求められる人材や職場の雰囲気について聞いてみた。


スタッフインタビュー

“バイクファースト”が基本。ライダーのための会社です

  • スタッフインタビュー

    株式会社サイン・ハウス 営業部 営業課/企画課 課長 利光(リコウ)正大さん。大学生の時にバイクデビュー、最初の愛車はヤマハSRV250 Runessa。同社の新卒採用一期生として2011年入社。営業部の業務チームで事務を担当した後、カスタマーサポートに転属。業務チームに戻り物流に長く携わり現職に就く。現在の愛車は昨年購入したヤマハYZF-R3。休日には社員で誘い合ってツーリングに出かけることも多いという。

なんにでもチャレンジできる
若々しく自由な社風


今回、サイン・ハウスが募集する職種のひとつが営業部門スタッフ。その業務内容や求める人材について、営業課/企画課 課長の利光正大さんに語ってもらった。

私の所属する営業部は、営業チーム、業務チーム、広報・宣伝チーム、企画チームの4つのチームで構成されています。
営業チームはいわゆるセールス部門、顧客はバイクショップやメーカーといったBtoBがメインです。
業務チームは生産計画や販売計画を立案したり、物流の管理を行う支援部門。
広報・宣伝チームでは、取扱製品の宣伝活動を担当する部門です。製品のパッケージや取扱説明書、広告原稿や店頭POP、Webページのデザインなども自社で行なっています。
企画チームは主に商品企画を行います。新商品のコンセプト立案やリサーチなど、マーケティング業務が主ですが、製品開発のスケジュール管理などマネージメントも行います。海外製品で面白そうな商材を見つけるのも、企画チームの業務です。

どのチームも新しいスタッフを求めていますが、中でも強化が急務なのが広報・宣伝チームですね。自社内でデザイン業務を行なっていますから、イラストレーターやフォトショップといったソフトを使える方は歓迎します。ですが、そうしたスキルよりも重要なのがコミュニケーション能力です。雑誌やwebといった、メディアの方とのお付き合いは欠かせません。なんにでも興味を持つことも大切です。自社製品だけでなく他社製品にも興味を持ち、その違いを説明できるようになって欲しいですから。

小さな会社ですから、ある程度仕事がクロスオーバーする部分があることは理解しておいて欲しいですね。例えば、グラフィックデザイナーとして入社した人でも、イベントではブースで説明員を務めてもらう可能性もあります。“自分の仕事はコレ”と決めてしまう人は、当社には合わないかもしれません。“なんでもやらされる”ではなくて、“いろいろなコトにチャレンジできる”会社だと考えられる人なら、弊社で働くことにやり甲斐を感じられると思います。


――と、語る利光さん。自身は2011年の入社、サイン・ハウスにとって初の新卒採用だったのだという。ここで、利光さんの入社当初の様子についても聞いてみよう。

私は、いわゆる就職氷河期とよばれる世代でして、まじめに就職活動をしていなかったんです。ですから、就職先もなかなか決まらず……。(笑) 大学卒業目前の1月に、サイン・ハウスの新卒募集を見つけたんです。普通あり得ないタイミングですよね? それで“面白い会社だなあ”と興味を持ち、学生時代からバイクは好きでしたし応募したんです。

入社したら、先輩方のファッションが奇抜で驚きましたね。バイク関連というより、芸能やファッションの会社みたいでした。まあ、皆さん人間としてはまともで普通の企業人だったのですが……。現在でも在職している人は多いですよ。トシをとったせいか着ている服は落ち着いてきましたね。(笑) 現在も勤務中の服装は自由です。清潔感があり、社会人として人前に出られる服装であれば問題ありません。


――取り扱うアイテムがユニークで、オフィス内には自由な空気があり現在も個性を感じさせるサイン・ハウスだが、黎明期はよりラジカルであったようだ。だが、昔も今も変わらないことがあるという。

社員全員がバイク好きということでしょう。なにしろ、在職中の社員全員がバイクの免許を持っていますから。製品のテストも社員が行なっています。自分で試しているから、自信をもってお客様に勧められます。ですから“バイクファースト”が社是なんです。現在のオフィスには昨年引っ越してきたのですが、場所決めは難航しましたね。バイク通勤している人が多いので、駐輪場の確保が必須でしたから。


――サイン・ハウス本社は、武蔵小杉駅の駅前ロータリーと道を一本挟んだだけのオフィスビルにある。すばらしく便利な立地であり、一般的な企業であれば電車通勤が義務づけられて当然だ。
しかも駐輪場を維持するコストは小さくない。それでも社員がバイク通勤可能な環境は、サイン・ハウスが“バイクファースト”を貫くためには欠かせない要素なのだ。
まず社員がバイクを楽しまなければ、ユーザーが楽しませることなど出来ないという考えが根底にある。その思想は福利厚生の面に、より強く表れている。
月に一度、有給休暇とは別に用意されている「ツーリング休暇(2日間)」、ツーリングに出かける時に利用できる「ツーリング手当」、安全のための「ヘルメット購入手当(3年に1回)」、さらには工具完備で社員なら自由に利用できる専用ガレージまで備えているという。こんな会社、他には聞いたことがない。

バイク乗りにとっては働きやすい職場だと思います。収入の面でも、福利厚生の面を考えても、ワークライフバランスがとりやすいと実感しています。


――なんとも心惹かれる職場ではないか。

  • 2023年東京モーターサイクルショーでの、サイン・ハウスの出展ブース。B+COMの最新モデルやMOUNT SYSTEM、bituboサスペンションなどが展示され、多くのライダーの目を楽しませた。

  • 社内ツーリングは月一回以上開催、仕事終わりに誘い合って走りに出かけることも多いとのこと。多くの社員が、ツーリング手当やツーリング休暇といった福利厚生を利用している。

サイン・ハウス 本社オフィス紹介

武蔵小杉駅至近
近代的オフィスビルが職場

サイン・ハウスが本社を構えるオフィスビルは、武蔵小杉駅新南口から徒歩2分。JR横須賀線、南武線、東急東横線などが利用可能で、都心へのアクセスは抜群。鉄道利用にはこれ以上ない立地にも関わらず、社員専用のバイク駐輪スペースが確保されているところがポイント。

  • サイン・ハウス本社オフィスは、この野村不動産武蔵小杉ビルN棟にある。

  • オフィス内の風景。スペースに余裕があり、一人一人にデスクが用意されている。

  • こちらのオープンスペースだけでなく、会議スペースは複数備えられる。

  • 開発部門の作業スペース。B+COMはここで完全自社開発されている。

  • 休憩スペースは、アウトドアテイストを取り入れたリラックスできるもの。窓からの眺めは最高。

スタッフインタビュー2

カスタマーサポートは支援部隊ではない
会社のファンを作るセールスの主役だ

  • 株式会社サイン・ハウス 製品本部 品証品管部 部長 大泉 楽さん。2008年、中途採用で入社。前職は大手IT企業。もっと小回りの利く会社で、自分の仕事に実感を持ちたいとサイン・ハウスに転職。バイクには10代から乗り続けており、現在の愛車はBMW S1000RR。近頃プライベートで乗る機会が少なく、バイクで走るというと自社取り扱い製品のテストが多いとのこと。現在のCS部門を立ち上げた、サイン・ハウスの良質なカスタマーサポート体制を作り上げた立役者。

困っている人を蔑ろにしない
ユーザーひとりひとりと向き合う


――サイン・ハウスはユーザーサポートの手厚さに定評がある。最大のヒット作ともいえるB+COMはデジタルガジェットであり、アナログ派の多いバイク乗りの世界にインカムを定着させたのは、サイン・ハウスのサポート体制のおかげと評する声もあるほどだ。そのサポート部隊でも新規スタッフを募集。カスタマーサポート(CS)を担当する製品本部 品証品管部で部長を務める大泉 楽さんにも話を伺った。

大泉さん:品証品管部の品質保証課にはCSチームと保守チームが設けられています。CSチームの主な業務は電話とメールによるユーザーサポート。保守チームは修理や検査を担当します。今回募集しているのはCSチームのスタッフです。

問い合わせ内容の7割はB+COMについてです。お客様はなんらかの疑問やトラブルを抱えて、問い合わせてくるわけですが、ほとんどの場合は操作方法など運用面で解決する問題です。そのケースに合った、適切な運用方法を発信する仕事といえるかもしれません。CSチームだけで対応しきれないトラブルには、保守チームも連携して対応します。問い合わせの内容やトラブルの事例はデータとして蓄積され、品質管理にも活用されるのでCSチームの役割は重要なんです。

弊社の主力製品であるB+COMとMOUNT SYSTEMは、どちらも他社製品との連携が考えられるブラ下がり商品です。ですから、自社製品だけでなく、他社製品とのマッチングや使い勝手についても問い合わせがあります。それこそ、ナビゲーションの設定やスマートフォンの設定といった部分ですね。対象となるアイテムは膨大ですが、そうした問題にも対応できるようにナレッジベースを構築してはいます。これはなかなか大変なのですが、可能な限り多くのお客様のトラブルを解消したい。困っている人を蔑ろにせず、一人一人と向き合うのがサイン・ハウスのCSです。


――なるほど、ではCSチームに求められる人材とは?

CS業務に携わった経験があれば歓迎しますが、入社時に商品知識がなくても問題ありません。たとえバイクを知らない方でも、必要な知識を身につけられる研修体制を構築しています。座学だけでみっちり一週間行います。
カスタマーサポートは対面ではないですが、接客業だと考えています。おしゃべりが苦にならない人が適した職種でしょう。我慢強ければ、なお良いですね。(笑)


――また、CS業務といえばクレーム処理がつきものだ。辛く感じることはないのだろうか?

確かにクレームをお受けすることもあります。ですが、しっかりと対応出来れば、逆にお客様から評価していただける。
“おかげで無事にツーリングを楽しめたよ”と、お礼の電話をいただくことは多いんです。お客様に喜んでいただけた時は、CSという仕事の醍醐味を感じますね。CSの本質はクレーム対応ではなく、ユーザーのニーズを引き出すことなんです。ユーザーが何に困っていて、何を望んでいるのかを集め、製品やサービスに反映する。それが弊社の考えるCS、トータルサポートなのです。


――CS対応をAIが行っていることも少なくない現代、サイン・ハウスのやり方はアナログで非効率的とする考えもあるだろう。だが、だからこそ血の通った対応にユーザーは感動する。実際にサイン・ハウスのCSを受け、同社のファンになったというユーザーは多い。そうしたファンは裏切らない、末長くユーザーとして定着するものだ。CSチームの活動が、サイン・ハウス躍進の原動力のひとつであることは間違いない。これは、やり甲斐のある仕事だ。

  • サイン・ハウスを代表するアイテムであるB+COM。問い合わせが最も多い製品でもあるが、その分ノウハウは蓄積されており、また充実した研修により商品知識を学べる体制が整えられている。<

  • CSチームの職場風景。1人につき、1ブースが用意されている。問い合わせ内容への対応はナレッジベース化されているので、PC検索で即回答。対応が難しい案件は、保守チームがサポート。

JOBIKE編集部より

今回、サイン・ハウスを訪ねて感じたのは、なにより若々しい気風だ。
現在、バイクユーザーのボリュームゾーンはアラフィフ、バイク業界で働く人も高年齢化が進んでいる。だが、サイン・ハウス社員の平均年齢は30代半ば。だからこそ新しいアイデアが生まれ、取り扱うアイテムも新鮮なのだろう。躍進を遂げている理由が、理解できたように思える。
また、バイク業界での職場というと、肉体労働をイメージする人も少なくないはずだ。だが、サイン・ハウスの職場環境は現代的で、仕事内容は基本的に頭脳労働。制度面も完備されているし、福利厚生の充実ぶりには驚かされる。現職が他業種のオフィスワーカーであっても、躊躇なく転職先として選ぶことができるだろう。
これほど、社員がバイクを楽しむことを考えている企業は珍しい。さらに素晴らしいのは、同社が掲げる“バイクファースト”の思想が、ただ社員へ利益還元するのだけではなく、会社としての発展に繋がっていることだ。もし今、転職を考えているなら、仕事としてバイクと関わることを望んでいるのなら一考するに値するチャンスだ。いや、迷わず飛び込むべきだろう。

JOBIKE編集部より

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