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世界に誇る絶版バイクの職⼈集団『ウエマツ』
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整備士にとっての天国!?
絶版バイクのパイオニア、ウエマツで働くということ

取材協力:株式会社ウエマツ

掲載日:2022/01/20

⽌まることのない川の流れのように、次々とニューモデルが開発/発表される世の中にあっても、衰えることのない絶版⾞ブーム。その絶版⾞業界のパイオニアであり、ブームの牽引役として国内だけでなく海外からも⽀持されているバイクショップ『ウエマツ』。⼀貫して絶版⾞に強いこだわりを持ち続け、創業30年以上を迎えるウエマツとはどのような企業なのか、インタビューを基に探ることにした。

ウエマツとは

  • ⾃社ビル店舗となるウエマツ東京本社。この他、中部岡崎店、関⻄明⽯店、福岡店、沖縄店を構え、2022年3月には仙台支店をOPENする。絶版バイクの総本⼭として国内外から幅広く認知されている。

 絶版バイク界のパイオニアであり、ファンから多⼤な⽀持を受けているウエマツ。昭和63年に前⾝となるダックオートを創業し、以来35年という⻑きに渡り⼆輪⾞業界を⽀えてきた。主に取り扱っているのは、1960〜80年代にかけて製造販売された国産バイクであり、特に4気筒や2ストロークモデルなどを多く手掛けてきた。世界各国に絶版バイクの流通ネットワークを有し、⻑年培ってきた知識と経験を販売⾞両に反映できる点が⼤きな強みだ。新⾞や⾼年式モデルと違い、絶版バイクは経年変化やパーツ供給の⾯から「完調にすることが難しい」と思われがちだが、ウエマツは⾼い技術⼒を持つ職⼈整備⼠たちの⼿によって、新⾞同様かそれ以上の状態でオーナーへと引き渡している。だからこそウエマツで絶版⾞を⼿に⼊れることが、絶版⾞ファンの夢となっているのだ。
 今回、ウエマツを取材をするにあたり、絶版バイク業界を牽引してきた同社を⽀えている整備⼠の働き⽅、労働環境にも興味を持った。勝⼿な想像で記述をさせていただくと、とてもきつい労働環境にあり、まるで軍隊のような⽣活をしているのではないだろうか︖などと想像を膨らませていたのだが、本当のところはどうだろうか。実際にウエマツで⼿腕を振るう整備⼠たちに話を伺ってきたのでご紹介しよう。

  • 店内に掲げられた理念や方針。これらの内容を見ると、厳しい労働環境を連想させるものもある。

  • 実際のところ、スタッフはどのように思っているのだろうか。

スタッフインタビュー

証⾔1
⼀⼈で黙々とバイクと向き合える、
とにかく楽しい職場環境です

―――中途採⽤でウエマツへと⼊社されたという浦屋さん。元々整備関係の仕事をしていたこともあったそうだが、当時と今とを⽐べ、どのように考えているのだろうか。

浦屋弥⽣さん(⼊社8年⽬):以前、多店舗展開をしている⼤⼿バイクショップに整備⼠として務めていたことがありました。職場環境云々でトラブルがあったわけではないのですが、触れる⾞両がだんだんと近代的な物になり、インジェクションモデルばかりになった頃、⾒切りをつけて別の業種へと転職しました。転職したのは空調設備⼯事の会社で、待遇なども不満はなかったのですが、⾃分⾃⾝が考えていた⽣活とは違ったのです。次第に「⼯具を⼿に取り機械整備をしたい」「またバイクに触りたい」という気持ちが強まり、絶版バイクを専⾨で⼿掛けるウエマツの⾨を叩きました。
 ⼊社時の年齢は42歳で、決して若いとは⾔えませんでした。さらにエンジンの全バラシなども⾏ったことが無かったので、不安もありました。しかし、実際に⼯具を持ちバイクに向かうと、楽しくて楽しくて無我夢中になりました。
 絶版バイクの整備というのは、その⾞両との対話であり、何をすればどうなるのかを探りながら調⼦を整えていく作業です。⾞両によっても異なりますが、1台を約1か⽉間掛けて仕⽴てます。⾞検を取得し、全バラにしてから、再度組み⽴てて、完調状態まで引き上げる。集中して作業に取り掛かるので精神的には張りつめていますが、それがとても楽しいのです。作業においては働いている整備⼠間でのコミュニケーションも⼤切です。社内にはスーパーメカニックとして活躍しているメンバーもいるので、分からないことは相談できますし助け合うこともあります。

  • ウエマツ東京本社には1階にメインとなる整備フロアがあり、2階は大型車、3階は中型車が展示されている。

  •  絶版バイクの小売り販売数は、累計20,000台近くにもなるという。

証⾔2
充実した毎⽇、
結婚して家も建てました

―――⾼校を卒業後にウエマツへと⼊社した前⽥さん。⼯具を触ったこともなかったそうだが、現在は部⻑として⼿腕を振るうまでになった。

前⽥⼀樹さん(⼊社10年⽬):伊⾖諸島の神津島で⽣まれ育ったのですが、⾼校⽣の時に原付の免許を取得し、バイクに⽬覚めました。⾼校卒業後の進路を考えていた頃、ウエマツの求⼈を⾒つけ「とにかくバイク関連の職に就きたい」という思いから応募しました。(当時は絶版バイクに興味は無かったんですけどね…笑)
 ⼊社前は、絶版バイク専⾨の会社は怖い⼈が多く、厳しい環境なのではないかとイメージしていました。実際はとてもアットホームで、先輩達からも沢⼭⾯倒を⾒てもらい、⼊社前のイメージとのギャップが⼤きかったことは今でも印象に残っています。
 私は⼯具さえ触ったことのない未経験者だったので、まず整備2課に在籍し、1年間は基本的なことを体に叩き込みました。その後整備1課に配属され、整備技術をさらに⾼め、現在は部⻑職を任されるようになりました。おかげさまで充実した毎⽇を送ることができ、結婚をして家も建てました。
 ウエマツでは様々なバイクの整備をすることができます。しかも憧れの絶版バイクにテスト⾛⾏で乗ることもできるわけですから、絶版バイク好きであれば天国のような職場ですよ。

―――前⽥さんは、同世代と⽐べて⾼い⽔準の給与を貰っていると話していた。休暇に関しても、⾃分が担当するバイクをしっかりと組めるスケジュールを守れば、多い⽅だという。未経験であっても、やるべきことをしっかりとこなせば明るい未来が待っているという好例と⾔える。

  • 作業によっては旋盤などを使った加⼯も⾏う。前後⾜まわりからはじまり、エンジンの全バラまで⼀貫して整備を⾏うというのはウエマツならでは。整備⼠冥利に尽きるというものだ。

  • ウエマツ東京本社1階の整備⼯場。数多くのバイクリフトが設置されており、⼀⼈⼀台ずつ担当⾞両を整備している。バイクと向き合う姿からは、集中⼒も⼤切なスキルであることが伝わってくる。

証⾔3
予想以上の重整備、
予想以上の技術⼒

―――以前はバイク業界を転々としてきたという今泉さん。ウエマツ⼊社前は敷居が⾼いと感じていたそうだが、実際に⾝を置いてみてどのように感じたのだろうか。

今泉海⾥さん(⼊社6年⽬):⾃動⾞整備の専⾨学校を卒業し、⼤⼿バイクショップやカスタムバイクショップ、アパレル関係の仕事などを転々としました。どの仕事も肌に合わず、⽣活的にも追い詰められていた時に、以前から知っていたウエマツのことが頭をよぎったのです。絶版バイクからは旧⾞会的なイメージが先⾏していたのですが、バイク業界で⾝を固めたいと⾔う気持ちと、社宅があったことが⼤きな後押しとなりウエマツに⾶び込みました。
 実際にウエマツの整備現場に⼊ってみると、予想以上の重整備が⾏われていました。バイクショップ勤めの経験もあり、整備⼠免許も取得済みだったのですが、先輩メカニックの技術⼒が予想以上に⾼く、全くついていけませんでした。それがとても悔しくて、毎⽇とにかく頑張りました。
 絶版バイクの整備は、深いところを追求し、さらに質の⾼い作業を⾏わなければならないので、⼤きなやりがいがあります。私は趣味でビンテージバイクレースをやっているのですが、⾃⾝の整備スキルがアップするにしたがって、⾃分のバイクのコンディションも良くなっていきました。これも嬉しいことです。ウエマツに⾝を置いて、やっとバイクの構造というものが分かったと思います。
 私⾃⾝もそうでしたが「ウエマツで整備⼠として働くことに興味を持っているけれど、敷居が⾼い」と考えて、躊躇している⼈も多いと思います。しかし、優しく親切な先輩ばかりで何でも相談できる環境なので、⾃分⾃⾝が成⻑することができる環境となっていると思います。

―――悔しさをバネにし、⾃⾝の整備技術を⾼めてきた今泉さん。他のバイクショップと⽐べて特殊ではあるものの、整備⼠として得られる経験値は⽐べ物にならないと話す。整備⼠として得られる経験と技術が、⾃⾝の財産となっているのだろう。

証⾔4
求めていた環境が整っている、
ウエマツは整備⼠の天国です

―――今年1⽉にウエマツに⼊社された渡邉さんは現在58歳だという。年齢的に考えると転職が難しいと思いがちだが、整備⼠として培ってきた知識と経験を活かして、前線で整備を⾏っている。

渡邉伸⼀さん(⼊社1年⽬):私は25歳からバイク業界に⾝を置いてきました。ウエマツに⼊る前は国内4メーカーを取り扱うバイクショップに勤務し、22年間整備と接客を⾏ってきました。その⻑い時間のなかで、2ストロークモデルが姿を消し、インジェクション化され、最近では電⼦デバイスによる制御が⼀般的となりました。次第に、現代の⾞両を触っても楽しいと思えなくなり、⾃分の好きなことをやりたいと考えるようになりました。そのためには、絶版バイクの専⾨店であるウエマツに⼊社するしかないと思ったのです。
 もちろん⼊社前には⼼配に思うこともありました。「果たして⾃⾝の整備技術が通⽤するのだろうか」「絶版バイクは繊細な物ではないのだろうか」と⼼配していましたが、その⼼配は無意味でした。⻑年積み重ねてきた知識と経験、そしてスキルを活かすことができたのです。旧いバイクのメカニズムは、⾏った作業に対してダイレクトな反応が戻ってきます。それはつまり、結果が分かりやすいということ。昔から様々なバイクに携わってきた経験から「どうするとどうなる」とイメージができるのです。⽇々仕事に没頭していると、朝起きた時に急にアイデアが湧き出たりします。そんな時は、急いでメモしたりしています。絶版バイクとは⾔っても、昔は普通に⽣産されていた⾞両です。よく考えてみれば、特別なことは何もなかったのです。
 ウエマツでの仕事は毎⽇が勉強です。整備⼠としてバイク業界に⼊った⼈が、整備⼠として本当に満⾜できる環境が、ウエマツにはあると思います。

―――渡邉さんの話を聞いていると、働くということに対して、年齢は関係ないのだと考えさせられる。個⼈商店のようなバイクショップではスタッフ間のコミュニケーションにも気を使ってしまうが、ウエマツは企業として成⽴しており、むしろ働きやすい環境になっているとも話してくれた。

  • 車両オーナーや購入者は整備作業風景を見学することができる。スタッフとして、自らの技術に自信があることの表れであり、ユーザーにとっての安心材料ともなる制度だ。

  • ウエマツでは専⾨誌やドラマなど、メディアへの⾞両貸出も⾏っている。もちろん、中途半端な整備が施された⾞両は渡すことはできない。いつも⾞両に乗る⼈の⽴場になって良い物を送り出す、それこそがウエマツの真髄とも⾔える。

JOBIKE編集部より

 私の記憶では、絶版バイクの第⼀次ブームは80年代の終盤だったと思う。ゼファーやCB400SFをはじめとしたネイキッドバイクが次々と登場するなか、その原点とも⾔えるZ2やCB750などが注⽬された時期であった。その当時から、ウエマツは絶版バイク業界を牽引してきた。2000年代に⼊ると数多くのメディアに露出するなどし、⾶躍的に⼒をつけ現在の東京本社ビルを有するまでとなる。その発展を傍から⾒ていて、代表の舵取りの素晴らしさだけでなく、スタッフが⼀丸となってウエマツを⽀えているのだろうと感じていた。
 ウエマツには、社員寮や給与⾯での待遇、技術を共有しあえる⾵⼟など、⼀流の整備⼠を⽬指すための環境が整っている。つまりそれは、整備⼠として⾃⾝が幸せになるために、⼈⽣を託すことができる場所であるということだ。
 ウエマツの売り上げは、過去最⾼値を年々更新しており、今後はさらに成⻑してゆくことだろう。遠⽅だからとか、敷居が⾼く感じるなどと躊躇している場合ではない。整備⼠としてさらに成⻑したい⽅、絶版バイク整備の職⼈集団と共にバイク整備の深淵に触れたいと思う⽅は、ぜひウエマツの⾨を叩いてみてほしい。

取材:小松 男

JOBIKE編集部より

ショップインフォメーション

株式会社ウエマツ

〒192-0024
東京都八王子市宇津木町728-1
電話:042-696-6667
営業時間:9:00-19:00
定休日 : 毎週月曜日 ※祝日の場合は営業
HP : https://www.uematsu.co.jp/
採用サイト : https://www.uematsu.co.jp/recruit/
EMAIL : edagawa@uematsu.co.jp
※ご応募の秘密は厳守します

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