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歴史と伝統のある雑誌とサイトパワーNo.1を誇るWEBサイトを擁する
「ヤングマシン」編集部
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WEBにシフトする時代を生き残る出版社を目指して雑誌編集で培った知見を活かして「ワクワク」を提供するヤングマシン。

取材協力:内外出版社 ヤングマシン編集部 取材:栗田 晃

掲載日:2022/8/2

インターネットの登場以前、我々が情報を得るにはテレビや新聞といったマスコミ、そして趣味の世界では雑誌が重要な役割を果たしていた。SNSやYouTubeを使って誰もが個人でスピーディに情報発信ができるようになり、紙媒体のスタンスやポジションも変わりつつある。そんな時代の変遷に合わせて、「雑誌」と「WEB」で情報発信を続けているのがヤングマシン編集部・WEBヤングマシン編集部である。老舗出版社が制作するバイクの情報媒体はどのように作られ、そこで働くスタッフにはどのような資質、視点が求められるのだろうか。

日本で3番目に誕生したバイク雑誌。
雑誌とWEBで展開するヤングマシンとは?

雑誌とWEBでユーザーに「ワクワク」を
チャレンジを続ける老舗バイクメディア

  • 創刊号(1972年12月号)ではエグリヴィンセントとMV、ミュンヒマムートのイラストが表紙に描かれ、一方1975年8月号はCB400フォアと当時のトップアイドル、山口百恵チャンの2ショットを掲載。ヤングマシンは常に時代とユーザーに合わせながら話題作りを行ってきた。

  • 雑誌制作でもWEBコンテンツ制作でも取材は不可欠。編集会議や企画会議を経て決定した企画を具体化すべくロケやイベント取材を行い、その結果をデスクでまとめる。ヤングマシン編集部は雑誌とWEBスタッフで一応役割を区別しているが、状況に応じてフレキシブルに対応している。

  • ヤングマシンでは話題のニューモデルをいち早く取り上げ、深く掘り下げ、圧倒的な情報量を掲載することにこだわりつづけている。バイクに触れて、プロライダーのインプレッションや一般ユーザーの目線で捉え、何より編集スタッフ自らが興味を持ってバイクに接する姿勢が読者からの共感につながっている。

  • 「スクープ記事」や「予想イラストCG」を積極的に掲載するのが、ヤングマシン誌の大きな特徴のひとつ。読者の興味や関心をそそり、バイクメーカーに対する期待を込めたスクープ記事は、さまざまな断片情報を地道に拾い集めて構成している。

  • ワークスvsプライベーターの構図でレース界が大いに盛り上がった1980年代には、モリワキエンジニアリングやヨシムラジャパンといったコンストラクターを大特集。カスタムが大流行した時代のマフラー&チャンバー図鑑も大好評企画だった。そしてスクープに注力した1990年代。表紙イラストはヤマハTRX850の特徴をほぼ捉えているが、車名はなぜかTXR。

  • スクープの中には世紀の大誤報!? となったネタも。2ストと4ストエンジンを一体化したV3エンジンを搭載したRVWが登場!と報じた2003年2月号。情報の虚実の見極めが重要なのは言うまでもないが、さまざまなネタを野次馬根性で面白がる精神は今も受け継がれている。

1959年、自動車雑誌の発行からスタートした株式会社内外出版社。昭和30年代半ばの当時、まだまだ限られたユーザー向けだった自動車を広く紹介することを目的とした雑誌は、情報伝達手段としてとても貴重かつ重要な存在だった。
その流れを受けて1972年に創刊されたのがヤングマシン。「新しいオートバイ総合誌」をキャッチフレーズに展開された、ニューモデル紹介記事やテスト記事や高級外車の紹介や国内外のレースレポートは、実際の車両に触れる機会が限られていた地方のバイク好きにとって貴重な情報源だった。時代の変遷に合わせてページ作りも変化し、現在は「ニューモデルのエンタテインメント雑誌」を標榜し、読んで楽しいワクワクを届けるべくニューモデル登場時にはいち早く紹介記事を制作し、雑誌メディアならではのライバル車との比較試乗、パフォーマンス系のバイクならサーキットや高速周回路を用いたテストも積極的に行っている。
また野次馬根性、ミーハー性、お祭り好きもバイク雑誌業界随一で、さまざまな情報源から推測したニューモデルのスクープ記事は読者はもちろんメーカー関係者からも一目置かれる精度の高さを誇る(盛大に外れる場合も…)。そしてすべての記事において、他の媒体を圧倒する情報量が多いのもヤングマシンの伝統で、編集スタッフやデザイナーは詰め込みながら見せる努力を日々続けている。

今年2022年に創刊50周年を迎えるヤングマシン編集部が、雑誌媒体と並行して注力しているのがWEBヤングマシンである。サイトがスタートした2017年頃は、情報を検索し趣味を広げるツールとして誰もがスマートフォンを活用するのが当たり前になり、既存メディアもWEBに着目し始めた時期で、内外出版社自体もWEBの活用を模索。その中でいち早くサイトをオープンしたのがWEBヤングマシンだった。
雑誌編集部というと、どうしても紙媒体の制作手順やセオリーに縛られがちだが、ヤングマシン編集部ではサイト開設当初からWEBスタッフを部内に置くことでサイト構築における風通しの良さや、より分かりやすく魅力的なコンテンツ制作を追求。その結果2018年には早くも注目度が高まりブーストが掛かり、現在ではバイクサイトナンバーワンの実力を身につけている。
インターネット上でバイクの情報で集客できるとなると無数のサイトが濫立し、またSNSやYouTubeなど個人の情報発信ツールも次々と登場したことでライバルも増えたものの、同時にフェイクニュースに代表されるような情報の信ぴょう性の重要性に対するユーザーが認知度も高まったことは「制作者の顔が見える」WEBヤングマシンへの信頼度向上にとっての追い風となっている。
1か月に1冊制作するヤングマシンと、毎日情報を更新するWEBヤングマシンでは、同じメディアであっても特性が異なり、表現方法も異なる。雑誌のヤングマシンとWEBヤングマシンを制作する際には、編集スタッフも思考方法を切り替えているという。

バイクメディアの編集部で働くにあたっては、雑誌制作やWEBコンテンツ制作の経験があるに越したことはない。しかし編集部が求めるのは、読者やユーザーがワクワクするような記事やコンテンツを制作するにあたり、自分自身も興味や関心をもって取材や調査を行う姿勢だという。具体的な企画や編集作業については実践経験豊富な先輩編集部員が日々の作業を通じて指導してくれるので、テクニック面ではある程度繰り返すことで身についていくのだ。
興味深かったのは記事制作、中でもWEBコンテンツ制作に関して「トラクション」というフレーズが出てきたことだ。雑誌の売れ行きが分かるのは発売後しばらく経ってからだが、WEBの記事がウケたか否かは即座に数字に表れる。制作側の思い入れが強くスロットル全開のような記事が、必ずしも良い評価を得られるとは限らない。トラクションがうまく掛からない=ユーザーに伝わっていないなら、テーマや表現方法をチューニングしてトラクションが利くようにするのが、WEBサイトでは重要だという。そしてトラクションを得るためのチューニングに慣れてくると、最初はスリップしたら即転倒だったものが、スライドコントロールしながらトラクションを与えて前進できるようになり、数字に縛られることなく自分たちがやりたいことができるようになる。これは何かを伝えるメディアに携わる者にとって最上の喜びとなるはずだ。
これはヤングマシン編集部が持つ編集テクニックであり、一朝一夕に真似のできることではない。それより大事なことは、バイクユーザーがワクワクするような情報を自ら発信したいという自発性と積極性である。雑誌制作もWEBコンテンツ作りも一人で行うものではなく、なおかつ簡単に一人前になれるものでもない。紙媒体の退潮と言われて久しく、やがてWEB媒体にシフトしていくのが既定路線のような風潮もあるが、企画を考え、取材し、表現する編集者としての仕事はどちらも変わらない。半世紀にわたる雑誌制作の実績と信頼を活用しながら、WEBコンテンツ制作も手がけるヤングマシン編集部は、アナログとデジタルの両面からバイクメディアを経験できるのが大きな魅力である。

ヤングマシン&WEBヤングマシンを
制作するスタッフインタビュー

ヤングマシン編集長
松田大樹さん

  • 【所有車】ハーレーダビッドソン スポーツスター883 / ホンダNSR250R / ホンダ スーパーカブ90ほか

雑誌作りで蓄積したノウハウを
紙とWEBの両面で展開

松田さん: 大学生時代の夏休みのアルバイトとしてバイク雑誌の編集部で働き、卒業後にその出版社に就職したのが雑誌業界に関わるようになったきっかけです。転職した別の出版社では自動車雑誌編集部にも所属しますが、人事異動で再びバイク雑誌編集部に配属され、ここでは長く勤めました。バイクは学生時代は国産4気筒モデルを乗り継ぎましたが、ハーレーはのんびり走っても楽しいことに気づきスポーツスターを愛用しています。
内外出版社に転職してヤングマシン編集部に加入したのは2014年です。ヤングマシンはそれまでに経験してきた出版物と違い、誌面構成が賑やかでこれでもかというほど文字や写真を詰め込むのが伝統で、それに慣れるまでは戸惑うこともありました。
現在は作り手である自分たちがバイクに関する何事にも興味を持ち、根っからの野次馬根性で読者がワクワクできる情報発信を心がけています。「ニューモデルのエンタテインメント雑誌」として、1台のバイクを取り上げる際の情報量はどこにも負けないよう手間を惜しまず深く取材を行う姿勢で臨んでいます。
求める人材としては、雑誌とWEBを厳密に分けることはしないつもりです。雑誌志望者にはバイク好きが多い印象ですが、WEBのキャリアを持つ人にバイク好きが少ないイメージなので、WEBに詳しくてバイクに興味のある人がいるといいですね。

WEBコンテンツエディター
吉岡直矢さん

  • 【所有車】モトグッツィ V7クラシック

雑誌編集とWEBコンテンツ制作のどちらも経験豊富なマルチプレーヤー

吉岡さん: ヤマハDT200WRでオフロードの草レースを楽しむことからバイクとの付き合いを始めました。バイクショップでのアルバイト経験を経て、かねてから興味のあった雑誌制作に関わるためビッグマシン編集部でアルバイトを始めたのが1999年です。その後、編集部に所属してビッグマシン誌が休刊となる2016年まで雑誌編集に携わり、一時期他の出版社で勤務しましたが、2018年にヤングマシン編集部に復帰しました。ちょうどその頃から全社的にWEBコンテンツの強化に注力する方針となり、当初は雑誌とWEB制作を並行していましたが、現在はほぼWEB専任となっています。
WEBヤングマシン以前にWEBの経験はなく、当初は手探りと試行錯誤の連続でしたが、月刊誌と毎日更新するWEBの両方を手がけることで頭の使い方の切り替えが可能になったと思います。その上で、結果がすぐにわかるWEBコンテンツでは、作り手の思いとユーザーニーズを摺り合わせるチューニングの重要性にも気付きました。雑誌でもWEBでも、自分の好みが明確で得意なジャンルがあるほど能力を開花できるチャンスがあり、読者やユーザーに受け入れられることで自分たちがやりたいメディアを作りをできることにやり甲斐を感じています。

WEBディレクター
笠原清己さん

  • 【所有車】カワサキ エストレヤ

WEB事業を加速させるために
加入したWEB展開のプロ

笠原さん: 高校生時代に中型免許を取得してカワサキZ400GPに乗ったものの、卒業以来30年以上バイクとは無縁の生活を送ってきました。35年ぶりに購入したエストレヤが久しぶりのバイクになります。現在、編集部内ではWEBディレクターとしてWEBヤングマシンの舵取りを行っていますが、そもそもは(今とは別の)出版社の制作管理部門からスタートしています。1990年代の出版界はアナログからデジタルの過渡期で、制作コストの観点からマッキントッシュによるDTP(デスクトップパブリッシング)スキルを身につけ、その流れでWEBサイト制作やデータベース作りを行い、出版社退職後はWEB系ベンチャー企業を経て自ら編集プロダクションを起業しました。
そうした経験を重ねた上で、紙媒体をWEBコンテンツで事業化するために内外出版社に入社しました。当初は他編集部の所属でしたが、2018年から編集部としてWEBに注力すべきという認識になったヤングマシンに異動し、WEB専任スタッフとしてサイト構築に携わっています。雑誌は作り手のこだわりや思いが全面に出るメディアなのに対して、WEBは作り手と受け手が表裏一体となって成長させるメディアなので、ユーザー視点で使い勝手を評価しつつ仕掛け側に立って戦略を考えられるスタンスを身につけることが重要だと常々考えています。

編集部員
山形悠貴さん

  • 【所有車】ハーレーダビッドソン スポーツスター

マスメディア業界への夢を叶えるため
他業種から転職

山形さん: 学生時代は積極的にマスメディア系の授業を受講して出版業界にも興味はありましたが、卒業後は大手自動車部品メーカーの生産管理部門に就職しました。大手企業ならではの安定感は魅力でしたが、生産管理はひたすら部品番号とにらめっこの日々だったので、やはりマスメディアで情報に関わる仕事がしたいと、前職と関連のある自動車系雑誌を発行している内外出版社に転職しました。当初は月刊自家用車、オートメカニック編集部に所属し、オートメカニック編集長と日本カーオブザイヤー実行委員を経て、1年ほど前にヤングマシン編集部に異動となりました。
自動車雑誌でも紙媒体とWEB記事を展開しており、ヤングマシン編集部でも当初はWEBをメインに担当しましたが、個人的には学生時代にバイクの免許を取得してスポーツスター、ファットボーイ、ショベルヘッドのスポーツスターを乗り継ぎ、片時もバイクを欠かしたことがなかった経歴を生かして、現在はヤングマシン誌の編集制作にも携わっています。雑誌とWEBコンテンツを両立させている編集部は弊社、他の出版社を見渡しても多くなく、ナンバーワンメディアに関わる最適の環境が揃っていると思います。

編集部員
東 俊英さん

  • 【所有車】LMLスターデラックス150

ユーザー寄りの視点で
WEBコンテンツ作りを実践

東さん: 本が好きでメディアに関わる仕事に興味がありましたが、大学卒業後に半年かけて北海道を自転車でツーリングするなど自分探しと称して自由な生活を送り、2020年に内外出版社に入社しました。配属先のルアーマガジンでは当初からWEBサイトを担当し、主に釣りの初心者向けの記事を展開。自らビギナーの立場で知りたいことを取り上げることで、ユーザーとの距離感の重要性を実感しました。
その当時から紙とWEBを並行して取り扱い、なおかつ実績を出しているヤングマシンの動きには注目しており、そんな中で2021年12月に編集部に異動となり現在に至ります。
大学生時代に普通二輪の免許は取得していたものの、特にバイクが大好きというわけでもないのがコアな読者の方には申し訳ないところですが、探偵物語の松田優作に憧れて昨年スターデラックス150を購入したことで、ライトユーザーを代表するスタンスでWEBヤングマシンを担当しています。これまで雑誌媒体を担当したことはありませんでしたが、ヤングマシン誌の編集にも関わるようになったので、紙とWEBの両方のスキルを上げながらユーザーをヤングマシンの世界に導くのが目標です。

JOBIKE編集部より

 この記事を制作している筆者自身、バイク雑誌業界で30年以上を過ごす中で雑誌オンリーだった時代からWEBの登場を経験し、両者が影響し合えば相互補完による媒体力の強化に有効だろうことは想像したが、特性が違いすぎて好結果を得るのは難しかった。現在のヤングマシン編集部スタッフは紙媒体のプロとWEB媒体のプロが在籍し、この点を見事に分析、使い分けることで2つの媒体を両立させている。50年に渡る歴史を持つ雑誌ヤングマシンとナンバーワンのサイトパワーを誇るWEBヤングマシンの両輪による情報発信力は、バイクメディアの持続可能性の高さを実感させるものだった。

JOBIKE編集部より

ショップインフォメーション

内外出版社 ヤングマシン編集部

〒110-8578
東京都台東区東上野2-1-11
HP : https://naigai-p.co.jp/
採用サイト : https://naigai-p.co.jp/recruit/

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