取材協力:有限会社オートショップトミザワ 取材:小川浩康 撮影:コイズミユウコ
掲載日:2026/06/26
千葉県千葉市で「おゆみ野店」「カワサキプラザ千葉中央」「YSP千葉中央」の3店舗を展開している有限会社オートショップトミザワ。街のバイク屋としても地域から支持され、創業40年を超える安定企業だ。
今回は「おゆみ野店」で事務職として働いてもらえる正社員もしくはパート従業員を募集する。現職の田村さんと冨澤代表へのインタビューを通じて、バイク屋の事務のお仕事をご紹介しよう。

第一子出産前後に復職された田村真理奈さん。ご出産前はご夫婦でツーリングを楽しんでいたという一面も。
田村さん:私は2019年にカワサキプラザ千葉中央に事務担当のパートとして入社しました。前職は雑貨や家具の接客業でしたが、終業時間が遅く、土日のどちらかは出社しなければならない環境でした。将来的に結婚や出産を考えたとき、「ここでは長く働けないかもしれない」と悩んでいたんです。
そんな時、乗っていたカワサキのバイクの修理で、オートショップトミザワおゆみ野店を訪れ、そこで偶然、求人募集を見つけました。カワサキプラザ千葉中央で働くことになったのは、偶然の出会いからでした。
田村さん:当時はまだカワサキの社屋が完成していなかったので、半年くらいはおゆみ野店で働いていました。当時から男性スタッフが多い職場でしたが、皆さんやさしく接してくれてとても働きやすかったです。私がカワサキ好きだったのも、職場に溶け込めた理由かもしれません(笑)。第一子の出産を機に退職したのですが、その時に社長から「戻ってこれる時に戻ってきてね」と声をかけていただきました。2020年に第一子を出産し、少し子育てが落ち着いた2022年に冨澤代表に連絡したところ、おゆみ野店に再就職させていただくことになりました。
田村さん:いちど離職する際、社長は「いつでも戻ってきて」と言ってくださいましたが、いざ復職を考えた時はホントに戻ってもいいのかなと考えることもありました。ただ、お店の雰囲気が好きでしたし、またみんなと一緒に働きたいという気持ちが強く、思いきって電話をしてみました。復職にあたっては家庭の都合や幼稚園への送迎など、子育てとの両立を大前提に私に寄り添った働き方をOKしてくださり、とても嬉しかったです。
現在は月、火、金曜日に出社しています。出社は10時ですが、通勤時間は家からクルマで5分なので、子どもを保育園に送って行っても余裕があります。出社後は開店業務や事務関係の業務を進めつつ、12時~13時には休憩をとります。午後も業務を進め、16時半には退勤しています。お店の営業はまだまだ続く時間ですが、子どものお迎えが可能な時間に退社できるようシフトを組んでもらっています。子育てとの両立を優先してくださるので、とても感謝しています。
また、子どもの体調が悪くなって休まなければならなくなったり、保育園からの連絡で早退することになっても、社長含めスタッフのみんなが理解を示してくれ、柔軟に対応してくださいます。急な休みに関してだけでなく社長に気兼ねなく相談できる環境と雰囲気があるので、土日に出社できるようになった時は、前日に「社長、わたし明日出社できます!」といった感じで伝えると、快く受け入れてくれることもあります。土日はご来店されるお客さまが多いので接客の補助をすることもありますが、基本的にはいつもと変わらず事務作業をしています。
田村さん:『オートショップトミザワ』は、スタッフのみんながやさしくて、子育て優先のスケジュールで働ける職場だと思います。突然の休みや早退も言いやすいし、ゴールデンウイークや年末年始など長期の休みも取りやすいです。子育て中の方だけでなく、それぞれの事情に合わせた働き方を模索してくれる職場ですので、長く働きやすい職場でもあると思います。しっかり昇給もあり通勤手当もいただいて、給与面でも満足しています。バイクショップの事務のお仕事は、メーカーごとに書式の違いがあったり年に一回くらいの作業もあったりと、覚えることは多いです。でも覚えてしまえば仕事はスムーズにできますし、私も社長もサポートに入りながら、しっかりと仕事の進め方をお伝えします。

創業地で40年以上続く「おゆみ野店」。老舗ならではの安定感をもち、スタッフの人生や家庭を大切に考える冨澤代表が運営する優良店。
冨澤代表:もともと両親が自転車屋を営んでいましたが、当時の私は小生意気だったので(笑)、「自転車屋は継ぎたくない。バイク屋ならやる!」なんて息まいていました。本当にそれが実現したのがオートショップトミザワの始まりで、1985年のことでした。最初は地域のバイク屋としてヤマハのバイクをメインに販売、その後ホンダとスズキも扱うようになり、カワサキを取り扱うようになったのは8年前。メーカーのディーラー制移行に合わせて、カワサキプラザ千葉中央を6年前に、YSP千葉中央を2年半前に開業、現在に至ります。
冨澤代表:大型二輪免許の教習が始まった頃、逆輸入車の取り扱いを始めました。安く仕入れられるルートを開拓できたので、全国のバイクショップからも引き合いがあり、年商12億円を達成しました。それからビッグスクーターブームの頃は車両のカスタムもしていましたが、売上の増加に比例して疲弊していく従業員を見て、働き方や労働環境の整備にも力を入れていかなくてはと思うようになったのです。
それ以来、残業削減に向けた業務の効率化や販売価格の変更による顧客層のコントロールを行い、利益を最大化しつつ従業員の負担を減らしていけるよう工夫してきました。近年は完全週休2日制に変更し、生活の安定とその基盤としての仕事であるべく、従業員それぞれの都合や要望にも柔軟に応えられるよう努めてきました。子育てと両立しながら、無理なく勤務していただけるように、気兼ねなく有休やお休みの申請ができる雰囲気づくりにも気を配っています。
冨澤代表:今回は事務職として、書類の記入やメーカーの保証登録、ダイレクトメールの発送などを行ってくれる方を募集します。パソコンでの入力作業については基本的なPC操作ができる方であれば問題なく対応していただけると思います。事務の仕事にチャレンジしてみたいという方はもちろん、接客販売業を行っていた経験のある方や他業界で事務経験のある方、バイクに関わる仕事をしてみたい方など、様々な方からのご応募をお待ちしています。雇用形態は、正社員・パートのどちらも対応可能です。子育てやご家庭の事情についても気軽に相談していただき、ベストな働き方を一緒に探していきましょう。
冨澤代表:仕事内容は書類作成、顧客管理、案内ハガキの作成・発送といった事務作業がメインで、電話応対や接客サポートもお願いします。車両の販売ペースによって左右されますが、だいたい週に1回程度は登録関係で陸運局や役所に行ってもらうことがあるので、普通自動車運転免許は必須です。
通勤に関しては、店舗横に駐車場があるのでクルマ通勤もOKです。バイクが好きだったりバイクに興味があるほうが働きやすいとは思いますが、バイクに対してネガティブな印象がなければ大丈夫です(二輪免許は必須ではないです)。勤務地はおゆみ野店で、異動はありませんので、腰を据えてじっくり働いていただけると思います。
今回の募集は、働き方に応じて 正社員/パート のどちらにも対応します。パート希望の方はご来客が多くなる土・日に出社してもらえるとありがたいというのが本音ですが、田村さんのように 月・火・金 のみの出社や、時短勤務も応相談です。一緒に話し合って決めていきましょう。勤務においては、交通費支給、PC支給、制服も貸与します。事務作業が基本ですが、ご来店したお客様の対応をすることもあるので、明るくてコミュニケーションが苦手ではない人を募集します。しっかり稼ぎたい方は正社員採用もありますし、何かしらの販売経験のある方は優遇します。子育て中の方も歓迎でいろいろな働き方に対応できますので、お気軽にご応募ください。面談でいろいろとお話しましょう。
JOBIKE編集部より
街のバイク屋としてスタートし、時勢を見通した経営でバイク人気を牽引してきたオートショップトミザワ。創業40年を超える老舗ショップだが、千葉県内のバイクショップでいち早く完全週休2日制を採用し、フレキシブルな勤務形態を導入するなど、先を見た効率的な経営を行なっている。「長い付き合いのお客さまも多いですが、でも敷居は低く、新しいお客さまも入りやすいのがおゆみ野店の特徴です」と冨澤代表。その言葉を裏付けるように、取材日は平日だったにも関わらず、多くのお客さまが来店されるのを目にし(新車購入された瞬間にも立ち会えた)、3店舗がすべて黒字経営なのも納得できた。
安定した経営もオートショップトミザワの特徴だが、スタッフ間のやりとりがスムーズで、時に冗談を挟みつつ次々と業務を進めていく様子が筆者の印象に強く残った。今回は田村さんに代わるスタッフの募集となり、事務職を担うことになる。正社員としてフルに勤務したい方だけでなく、ライフワークバランスを重視してパートとして働くことにも対応し、子育て中の方にも働きやすい職場になっている。接客経験のある方も優遇と、メカニックや営業とは異なる立場でバイクショップに携われる職務なのも特徴だ。余談となるが、筆者と同行スタッフは「家の近所だったらパートとして働きたい」とお互いが思ったほど、おゆみ野店のアットホームな雰囲気のよさが好印象だったことを付け加えておきたい。
JOBIKE編集部より