バイクショップMFDを運営する注目企業
株式会社ワースワイルがスタッフを大募集!

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急成長の秘密は、何より”人”を大切にしていること

取材協力:株式会社ワースワイル  取材:淺倉恵介

掲載日:2023/05/19

全国8店舗の「MFD(MOTO FIELD DOCKER’S)」と4店舗のKTMディーラーを展開し、グループ企業では1店舗のホンダドリームを運営するなど、バイク販売の世界で注目を集めている株式会社ワースワイル。

MFDは、全国のスズキ販売店でトップの売り上げを記録、特に大型バイクの分野では圧倒的な販売シェアを持つ。

また、バイク買取部門の「バイク査定ドットコム」も好調だ。その株式会社ワースワイルが、同社の未来を担う人材を幅広く募集中だ。

株式会社ワースワイル 松岡和也社長インタビュー

重要なのはスキルよりモチベーション”やる気”のある人を求めています

株式会社ワースワイル 代表取締役社長 松岡和也さん。1975年、愛媛県出身。バイクショップでメカニックとして経験を積み、1996年に株式会社ワースワイル入社。メカニックとして勤務した後、買取部門に転属。同部門で全国を統括。MFDの店舗勤務を経て、2022年に現職に就任。ツーリング好きで、最近お気に入りのバイクはスズキSV650。

”人”の力が企業の力
現場の意思が最優先

松岡社長:
弊社はバイクの出張買取から始まった会社です。その後、車両販売を開始し、現在は販売の比率が7~8割となっています。創業者がスズキの元社員ということもあり、スズキ車の割合が高いのですが他メーカーも幅広く取り扱っています。今後も販売と並行して買取も行っていきますから、販売、整備、買取が業務の大きな柱ですね。

“販売、整備、買取“の3つの業務は、どのような形で分担されているのだろうか?

私自身、メカニックとして入社しましたが、すぐに買取部門に転属となり全国で仕事をしました。もちろん販売も経験しています。
現在、募集しているのは主に販売部門のスタッフです。ですが、セールスとして入社しても、整備に関しても一通りの仕事を覚えてもらっています。逆も然りで、メカニックにも接客のスキルが必要ですし、買取担当に店舗の業務を手伝ってもらうこともある。バイクショップの仕事で一番大切なのは、お客様への対応だと考えています。突き詰めれば“人 対 人”の仕事です。バイクは言葉を喋ってはくれませんから(笑)
専門業務の知識だけでは、対人の仕事はできません。もちろん、本来の業務を優先してもらっていますが、ワースワイルではどの業務もある程度クロスオーバーするものだと思ってください。

目指しているのは、全ての社員が“販売、整備、買取“を担当できる体制だという。ワースワイルでは、バイク業界で働くため必要となるスキルを、幅広く身につけることができそうだ。では、現在同社はどのような人材を求めているかと聞いてみた。

バイク業界で働いた経験がある人に入社してもらえれば、即戦力ですから会社としては有難い。ですが、スキルよりモチベーションの高さが、より重要だと考えています。
なるべくバイクと四輪の免許は取得していることが望ましいですね。その二つの免許がないと、実務が難しいと思います。メカニックであれば整備士の資格、事務担当であれば保険業務の資格が必要になりますが、入社時には取得していなくても問題ありません。社員の資格取得は、会社としてサポートします。
人間性の面では、まず弊社で働きたいという意識が高い人、明るくて協調性が高い人を希望します。性別にもこだわりません。
現在も女性社員のパフォーマンスには、とても助けられていますから。事務を担当してもらうことが多いのですが、保険業務での心遣いやSNSでの発信力は、男性には真似できないと感心させられるばかりです。

男社会と見られがちなバイク業界ではあるが、ワースワイルは女性が活躍できる企業のようだ。そうした業界に風穴を空けるような自由な社風は、社員の自主性を重んじる、企業体質から生まれてきたものであるようだ。

各店舗の運営方針は、極力現場スタッフの意見を尊重します。
社員から“こういうことがやりたい”という提案があれば、会社としてバックアップします。やる気は大切にしたいですし、自分たちで考え試行錯誤を繰り返すことで、貴重なノウハウが蓄積できる。
企業はやはり“人”なのです。人が集まれば、いろいろな発想が出てきます。それがビジネスにつながり、会社の力になる。私たちと一緒に働いてくれる“人”を集めたいんです。

  • MFDの主力取扱メーカーがスズキ。スズキ製バイクは、全モデル全カラーを在庫するのが基本方針。

  • ワースワイルはMFD以外にもKTMディーラーと、バイク買取サイトのバイク査定ドットコムを展開。様々なバイクを扱えるのは大規模なグループ展開を行っている企業の強みのひとつ

  • 大ヒットとなっている、スズキSV650とGSX250Rをベースにしたカタナルックカスタム。この企画は、現場スタッフのアイデアからスタートしたものだという。

  • ワースワイルでは、長年モータースポーツへのサポートを行っている。写真は協力関係にあるヨシムラ スズキ ライドウィンのライダー、亀井雄大選手の走行シーン。カウリングにはMFDのロゴがアピール。

  • 全社をあげての鈴鹿8時間耐久レースの応援ツアーも開催。写真はサポートチームのひとつ、エスパルスドリームレーシングのピットを訪問した時のもの。有志スタッフが、8耐チームにクルーとして参加することもある。レースの世界に触れるチャンスもある会社なのだ。

MFD東京店店長インタビュー

自由度の高い社風と働きやすい環境
居心地の良い人間関係が築ける職場

MFD東京店 店長 竹口允耶さん。1989年生まれ。四輪メカニックとして経験を積み、大好きなバイクの世界で働くことを希望し、23歳でワースワイルに入社。メカはもちろん、セールスと買取にも精通するマルチスキルの持ち主。2022年から、現職を務める。愛車歴はスズキSV650、カワサキKZ1000他。

現場スタッフがやりたい事を
会社がサポートしてくれます

ここからは、実際に現場で活躍するスタッフの皆さんの話を聞いていこう。最初に登場していただくのは、セールススタッフからMFD東京店の店長を務める竹口允耶さん。ワースワイルの運営する全店舗の中で、最も若く店長職についたというホープ。まずは、経歴から聞いてみた。

竹口店長:
当初はメカニックとして入社しました、以前は四輪の整備の仕事をしていましたので。その後、出張買取部門に配属になり、5年ほど関東地域を担当しました。それからメカニックとしてMFD東京店、KTM TOKYO EASTに勤務。MFD東京店に戻ってからはセールスを担当して、2022年に店長になりました。

竹口さんがワースワイルに入社したのは23歳の時、勤続10年と考えると担当業務の変化は、なかなかに目紛しく感じる。

そうかもしれませんね。確かに買取部門に配属された時は、自分のやりたいことと違うと不満を感じることもありました。
ですが、今にして思えば、出張買取の仕事に携わり営業の経験を積めたことは自分にとっての財産です。仕事の幅を広げるには、色々な業務を経験出来た方がメリットが大きいですから。ウチの会社は、それぞれの店舗によっての特色が強いんです。それは会社として、意図的にキャラクターを付けているのではありません。店舗に与えられた裁量が大きいので、自然と店ごとの個性が育っていく感じです。仕入れにせよ販売にせよ。現場に任される範囲が広い。バイクに関することであれば、何でもやらせてもらえる会社なので、スキルは幅広い方が自分の可能性が広がりますよね。

ワースワイルは、現場の意見が尊重される職場であるとのこと。社員の積極性を活かすことで職場の活気が生まれ、店舗ごとの特色が生まれるのだろう。ではMFD東京店は、どんな特色を持つショップなのだろうか?

MFD東京店はスズキ車の販売店から発展しました。
現在はスズキだけでなく、ホンダ、ロイヤルエンフィールド、ファンティック、GPX、プジョーといった車両を扱っていますが、やはりスズキの比率が高いですね。9割近いと思います。スズキの新車は、お客様が興味のあるモデルの実車を見て触れられるように、全モデルの全カラーを揃えることが原則です。自分自身もバイク好きですから、気になるニューモデルに漏れなく触れられるのは役得ですね(笑)
カスタマイズにも積極的に取り組んでいます。ヨシムラさんのテクニカルショップですし、カスタムバイクを手がけることは多いです。コンプリートカスタムも製作します。これは専業ディーラーにはできないことです。

MFDのコンプリートカスタムといえば、SV650とGSX250Rをベースにしたカタナルックカスタムが記憶に新しい。同車はMFD全店で購入可能だが、細部の仕上げは各店舗に任されているという。東京店ではオリジナルカタナを忠実に再現したカラーやディティールにこだわっているという。このカタナルックカスタムは、店舗で働く現場スタッフからのボトムアップで実現した企画であるという。

外装キットを完全にオリジナルで製作したわけですから、イニシャルコストはかなりかかっています。ですが、そういった普通なら無理そうな企画を通せるのがワースワイルという会社です。そうしたことが可能なのは、会社の規模があってのことだと思いますね。これに限らず、コスト面でのメリットは大きいですね。現場の要望は、可能な限り実現してもらえています。会社が大きいことをデメリットに感じたことはありませんね。

ワースワイルは、全国に店舗を展開しており社員数も多い。所帯が大きくなるほど、社内のコミュニケーションが難しくなるようにも感じるが……。

それはありませんね。各店の店長同士の仲が良くて頻繁に交流していますし、会社の上層部と現場との距離感が近いんです。MFD東京店がワースワイル本社と同じ社屋にあることもありますが、社長や会長と直接話す機会は多い。日常的に会話がありますし、サシで飲みに出かけたりすることも珍しくありません。
会社全体に和気あいあいとした雰囲気がありますね。ウチの店でも、タイミングが合えばスタッフ同士で食事に出かけたりもします。このところコロナ禍で中止していますが、全店舗が合同して、ミニバイクで遊ぶイベントが年2回。社員旅行を年1回開催しているのですが、楽しみにしている社員は多いですね。

仕事以外での人間関係を嫌う風潮もあるが、ワースワイルでは“人と人の繋がり”を大切にしている。また、社員もそれを歓迎してるようだ。最後に、店長という立場から、一緒に働きたい人材について聞いてみた。

何よりも“やる気”があるかどうかですね。入社時点で、バイクに関連したスキルがあれば、それに越したことはありませんが、重要視はしません。なによりも“バイクショップで働きたい“という強いモチベーションを持っている人を歓迎します。実際のところ、なんとなく……で入社した人は、長く続かない場合が多いんです。本気でバイクショップで働きたいと考えている人なら、ワースワイルは働きやすい会社だと思いますね。ウチの会社には、社員がやりたいことをサポートしてくれる社風がありますから。

  • MFD東京店の1Fには、スズキ車の新車が展示される。全モデル、全カラー在庫を標榜するだけあり、ラインナップは充実。試乗車も数多く用意されている。商材を知るために、スタッフも試乗する機会は多いという。2Fには、他の取扱メーカーの車両と中古車を展示。

  • 店内にはオイル・ケミカル類やカスタムパーツ、ライディングギアの販売コーナーも設けられている。ユーザーのバイクに対する要望に、ワンストップで対応可能な体制作りがされている。

  • 年2回、ミニバイクサーキットで開催される社内イベント「運動会」の様子。ワースワイルの社員はバイク好きばかり、当然バイクを使った遊びはおおいに盛り上がる。運動会を心待ちにしている社員も多いようだ。

  • 運動会にはMFDグループがサポートするプロライダーも参加。社員右から渡辺一樹選手(2022年ヨシムラライダー)、生形秀之選手(エスパルスドリームレーシング)、藤原克昭MFD執行役員部長(アジア選手権チャンピオン)、村瀬 健琉選手(Team TKR performance)、Team TKR performance監督と豪華な面々である。

  • 社内でのツーリングイベントの様子。職場のイベントとは思えない、心の底から楽しんでいるといった表情が印象的。社員同士のコミュニケーションが良い状態である証拠。

MFD東京店スタッフインタビュー

嫌いだった接客が、やりがいに変わりました
お客様とのダイレクトな関係性が楽しいです

MFD東京店 サービス担当 濱本天賀さん。2000年生まれの23歳。販売店やカスタムショップでメカニックとしての腕を磨き、2020年にワースワイルに入社。東京店に配属されてから3年目を迎える。主な業務は納車整備、最近は納車時にカスタムを依頼するオーナーが多いとのことで、バイクカスタムにも精通する。愛車はSC59型CBR1000RRで、ワインディングを走るのが大好き。

セールススタッフと並び、バイクショップの両輪を担うのがメカニック。ご登場いただくのは、MFD東京店で腕を振るう若きメカニック濱本さん。

濱本さん:
主な担当業務は納車整備です。扱うのは新車がほとんどですが、カスタマイズを希望されるお客様が多いので、なんらかのカスタムを施してから納車することが多いですね。お客様からカスタムに関する意見を求められることが多いので、的確なアドバイスができるようにパーツの知識に関する勉強は欠かしていません。もちろんご購入いただいたメンテナンスも行います。お客様と一対一でお話しして、ご満足していただけるようにニーズを引き出すのも大切な仕事ですし、それが一番やりがいを感じる部分ですね。お客様に喜んでいただけると、本当に嬉しいです。

そんな濱本さんだが、入社時にはとまどいを感じることもあったのだそうだ。

自分はメカニックなのに、なんで人と話さなきゃいけないんだ?と悩みました。もともと人と話すが得意な方ではないんです。電話をとるのも苦手なくらいで……(笑)
ウチの会社では、メカニックもバイクだけを相手にしていてはいけないという方針です。正直なところ、最初はイヤで仕方ありませんでした。ですが、お客様と直接触れあっていくうちに、どんどん楽しく感じるようになりました。自分が行った作業に対して、お客様からダイレクトなコメントをいただけるのは、メカニックにとって貴重な機会だと思います。今では、お客様とお話しすることが大好きになりました。

そう聞いて驚いてしまった。濱本さんは話題が豊富で話術も巧み、話し下手であったという過去の姿の想像がつかない。

自分にこんな一面があったのかと驚いています。社員のつながりが濃くて、イベントでワイワイやっているうちに、変わっていったのかもしれません

どれだけ明るい職場環境なのだろう? 職場環境といえば、福利厚生や待遇についても気になるところだ。

お休みが取りやすいところは助かっています。有給は基本的に取りたいときに取れています。もちろん事前に申請して、業務の調整は必要ですが、会社がかなり融通をきかせてくれます。かなり働きやすい環境だと感じていますね。勤務地についても自由度が高いと思います。自分は関西出身で、最初に配属された店舗はMFD大阪店でした。現在所属する東京店への転属は、会社から強制されたものではありません。もともと、遠隔地での勤務が前提での採用でしたから。勤務地については本人の意思を、かなり尊重してもらえます。

最後に、現在の自分の状況を、総合的にどう評価するかを聞いてみた。

メチャクチャ充実してますね!

  • 濱本さんの整備スペース。メカニックの仕事はユーザーの命を預かっているとの考えから、作業に対する姿勢は真摯。整理整頓が行き届いた作業台は、そのポリシーの表れだ。MFD東京店のサービススペースは広く、作業がやりやすい十分な空間が確保されている。

  • MFDのサービス部門は、納車整備だけでなくユーザーヘのアフターフォローとしてのメンテナンスやカスタマイズの依頼も多い。様々な車種を取り扱うことになるため、メカニックとしてのスキルが向上するのは間違いない。

MFD静岡清水店スタッフインタビュー

未経験の業務に挑戦したことで
スキルアップに繋がりました

静岡清水店の女性スタッフのエリリン(※本名非公開)さん。
MFDの魅力はフレンドリーな雰囲気とのコメント。それは対顧客に限った話ではなく、スタッフ間のコミュニケーションも同様なのだそうだ。ツーリング好きというエリリンさんの愛車はホンダRebel250。ジムカーナやオフロードにも挑戦してみたいそうだ。

松岡社長も語っていたように、ワースワイルでは多くの女性社員が活躍している。その女性スタッフからもコメントをいただこう。話をうかがったのは、MFD静岡清水店に勤務するエリリンさん。
まずは、入社のきっかけと、現在担当している業務について語ってもらった。

エリリンさん:
結婚を機に静岡県に引っ越してきたのですが、仕事を探している時にMFDの求人を見つけました。もともとバイクが好きですし、よく見ていたYoutubeで紹介されていたのでMFDの存在は知っていました。
現在担当しているのは事務全般と任意保険の受付です。事務といっても書類作業だけではありません。車両と用品のプライスタグや、試乗会などのイベントで使用するポップの作成。SNSで情報を発信したり、Youtubeで公開している動画の撮影と編集も行っています。任意保険の受付には損害保険募集人という資格が必要です。
入社してから一ヶ月後に、その資格試験を受けたのですが、日常の業務に慣れるだけで精一杯の時期でしたから、並行して試験勉強を進めるのが大変だったことが印象に残っています。

自分が募集人という立場になり、任意保険への意識が変わりました。
この仕事に就く前は、自分が申し込んでいる任意保険の補償内容もちゃんと理解出来ていませんでしたし、賭け金ばかり気にして補償内容が十分でなかったことに気付きました。保険契約って分かりにくいところが多いですから。お客様にご案内をしていると、皆さん自分と同じように保険が難しいものだと思われていることにも気づきました。それからは誰が聞いても分かりやすく、正確な説明ができるようにと心がけています。
目標はお客様に”この人に相談したら安心できる”と思っていただける募集人になることです。はじめのうちは経験が浅いせいで、たどたどしい説明になっていたと思います。勉強もしましたし、経験を積んだことで、現在はバイクの保険だけでなく、四輪車や火災保険の加入も担当できるようになりました。

MFDに入社して、それまで未経験だった仕事に挑戦することになったエリリンさん。最初は手こずったものの、現在ではやりがいを感じているようだ。また、仕事を通じて感じることは、苦労ばかりではなく楽しいことも多いという。

お店には様々なメーカーのバイクが入荷してくるので、色々なバイクに直に触れられるのは楽しいですね。
お客様やスタッフとの話題はバイクのことが中心です。お話しているうちに、バイクやカスタムの知識も増えていきます。バイク好きにとっては、お仕事自体が楽しめる幸せな環境だと思います。職場の雰囲気もいいですよ。人間関係は、今まで経験してきた職場の中で、一番濃い気がします(笑)
休日にもスタッフ同士で食事に行ったりして遊ぶこともあります。社内イベントで他の店舗のスタッフとも交流できます。情報交換をしたり、人脈が広がるのが楽しいです。
MFDの他店舗を見ていると、ツーリングやキャンペーンなどお客様に楽しんでいただけるイベントが多いんです。MFD清水店でも、独自の企画を立ち上げて皆さんと一緒に楽しめるようにしたいですね。

最後に、今後どんな人と一緒に働きたいかを聞いてみた。

入社前に、ユーザーとしてMFDに来店したことがあるんです。私のイメージの話なのですが、バイクショップは敷居が高いというか、入りにくい印象を持っていました。ですが、MFDはフラッと立ち寄っただけの私に、親切に対応してくれたんですね。バイクショップに対する印象が変わりました。バイクショップに行き慣れていない人は、入店するだけでも勇気が必要だと思います。そうした、自分以外の人の気持ちに寄り添える人なら、バイクショップのスタッフは天職ではないでしょうか?
ちなみに、私に応対してくれたスタッフは、現在の先輩社員の方です。今も仕事の様々な面で支えてもらっています。

バイクショップの仕事は、車両を販売するだけではありません。納車に至るまでには、整備や様々な事務手続きがありますし、納車後も整備や修理、保険といったアフターサービスも重要です。店内の清掃や整理整頓、展示車両のお手入れなど、やることはたくさんあります。私が働かせてもらっているMFD清水店のスタッフは、皆さん努力を欠かしません。何事にも一生懸命に取り組める仲間が増えたら嬉しいですね。

  • 事務作業に取り組むエリリンさん。担当する業務のひとつである任意保険の受付は、高度な専門知識が必要。難しい仕事ではあるが、やりがいを感じているという。保険の取り扱いには資格が必要だが、社員の資格取得は会社がサポートしている。

  • 販売する車両のプライスタグやポップの製作も、大切な業務のひとつ。ワースワイルはジェンダーフリーな企業風土を持つが、女性らしいセンスや心遣いには感心するばかりと松岡社長はコメント。重要な戦力として、期待されているのだ。

JOBIKE編集部より

取材を通して印象に残ったのは、現場のスタッフの皆さんが「この会社はなんでもやらせてくれる」と、口を揃えていたこと。
トップが「社員の提案をサポートする」と発言する会社は多い、自由な社風を表現する耳触りの良い言葉だからだ。だが、実際に現場の人間が、自由な社風を実感できている例は多いとは言えないだろう。だが、ワースワイルにはそれがあるようだ。
 バイクショップは、バイク好きの職場としては魅力的な場所だ。だが、仕事である以上”好き”だけでは務まらないことも事実。仕事を通じて自己実現を図れないのであれば、辛いだけだし長くは続かないだろう。松岡社長は、インタビューの中で、将来バイク業界での起業を目指している人も歓迎すると語っていた。バイク業界全体を盛り上げられれば、それでいいとの考えからだ。
実際にワースワイルから巣立っていった社員もいるとのことだが、その数は多くはないのだそうだ。理由を訊ねたところ「独立を考えているのなら応援すると言っているんですけどね。みんななかなか出て行かないんですよ。居心地が良いらしくって。」と、笑いながら答えてくれた。
 会社員の立場で望んだ仕事ができるのであれば、それほど都合の良い話はない。
どんなに魅力的な業務内容でも、どれほど条件の良い待遇が用意されていても、日々の仕事に喜びを見出せるか否かは実際に働いてみなければわからない。ただ、ワースワイルの場合は、スタッフの生き生きとした表情を見るだけで、良い職場なのだなと思わせるものがある。

JOBIKE編集部より

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〒〒134-0084
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営業時間: 10:30~19:00
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